AIとフード業界
2025-01-24 11:41:35

AI活用によりフード業界の問題解決を目指す共同研究が始動

AI活用によりフード業界の持続可能な発展を実現



株式会社インフォマートと名古屋工業大学が手を組み、フード業界の発展を視野に入れたAIを駆使した共同研究が始まりました。デジタル化が進む中、双方は自らの専門知識と経験を活かして、業界の重要な課題に取り組みます。

研究の背景


インフォマートは、創業以来25年以上に渡り、外食産業や食品卸業者の支援を行ってきました。顧客のニーズに応えるため、業務効率化を中心に力を注いできましたが、最近では「人手不足」や「原材料費の高騰」といった深刻な問題への対応が急務となっています。特に人手不足は多くの企業が直面する課題であり、今後の生産年齢人口の減少を考慮すると、労働力の確保が一段と難しくなる恐れがあります。

これを受けて、インフォマートは名古屋工業大学との共同研究を通じて、AIによるデータ解析を駆使し、外食企業と食品卸企業の複雑な問題解決に挑むことを決定しました。

共同研究の内容


共同研究では、まず飲食店の経営者からフィードバックを収集し、現場の課題を把握します。その後、整備したビッグデータをAIで詳しく分析し、具体的な解決策を探ります。特に、インフォマートが保持するデータと名古屋工業大学のAI技術の組み合わせにより、今までにない効率的なアプローチで問題に立ち向かいます。

期待される成果


この共同研究では、フード業界の業務の効率化だけでなく、長期的には業界全体の活性化を目指します。インフォマートのフード事業部門の上席執行役員、杉山大介氏は、「業界が直面する課題を解決できることに自信がある」と語り、研究の意義を強調しています。名古屋工業大学の田口准教授も、従来の製造業界との共同研究とは異なるフード業界での挑戦に期待を寄せています。

具体的なステップ


具体的には、各企業の運営実態を明らかにするためのヒアリングや、収集したデータの整備を丁寧に行っていきます。このため、外食企業や食品卸の業界関係者との連携を重視し、リアルなデータを基にした分析を進める予定です。研究が進む中で、得られた洞察をもとに、AIを活用した新たなソリューションを提案し、業界に貢献するとされています。

まとめ


フード業界が抱える問題は多岐にわたり、その解決には新しいアプローチが求められています。インフォマートと名古屋工業大学の共同研究は、AIという強力なツールを使って、業界の未来を切り開く大きな一歩となることでしょう。今後の成果に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社インフォマート
住所
東京都港区海岸1-2-3汐留芝離宮ビルディング13階
電話番号
03-5776-1147

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