「中学生が考える北方領土」表彰式の開催
令和5年度の「北方領土」に関する作文やポスターの表彰式が、直方市で行われました。このイベントは、国際的な視野を持つ重要性を教えるために、中学生たちが国内外の観点から北方領土について学び、自らの考えを表現する機会として設けられました。
参加者と作品について
今年度は、福岡県内各地から合計851点の作文と38点のポスターが応募され、その中から特に優れた作品が選ばれました。作品は、生徒たちが寒冷な現実についての意見や感想を率直に表現しており、内容は多岐にわたりました。このような活動を通じて、学生たちの国際理解が深まることが期待されています。
表彰式の詳細
表彰式は、令和7年3月9日(日曜日)の午後2時から午後4時まで、鞍手町立鞍手中学校にて行われました。受付は午後1時30分から開始され、開会行事には主催者の挨拶が行われました。その後、作文およびポスターの表彰が行われ、最優秀賞、優秀賞、佳作がそれぞれ発表されました。
作文とポスターの受賞者発表
受賞者には、作文部門で最優秀賞が3点、優秀賞が6点、佳作が8点が与えられました。また、ポスター部門では最優秀賞が2点、優秀賞が3点、佳作が4点として表彰されました。作品発表は受賞者によって行われ、学生たちの真摯な思いが聴衆に届きました。
全国スピーチコンテストとの連携
特に注目すべき点は、県最優秀賞を受賞した作文のうちの2作品が、令和7年2月22日に行われた「全国スピーチコンテスト」でも発表されたことです。このような成功体験が学生達にとって、自身の考えを表現する貴重な機会となり、さらなる成長を促すものと考えられます。
後援機関の役割
なお、今回の表彰式は福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、北九州市教育委員会の後援を受けて行われました。これにより、地域の教育機関が一体となって国際理解を促進する重要性が示されています。
結び
高い意識を持つ中学生たちが、北方領土についての理解を深め、それを作品として表現することで、未来を見据えた視点を育んでいることに感謝を表します。今後もこのような活動が続き、多くの学生たちが参加できる場となることを期待します。
もし詳細についての問い合わせがある場合は、直方市教育委員会学校教育課(担当:井手上)までご連絡ください。住所は、福岡県直方市殿町7番1号、電話番号は0949-25-2323です。また、メールでのお問い合わせも受け付けています。