オープンハウスの内定者研修が稲刈り体験を実施
2023年9月21日、株式会社オープンハウスグループは群馬県太田市で内定者向けの稲刈り体験を行いました。この研修は、地域との関わりを深めることを目的としており、農業の現状を知り、食の大切さを再認識する貴重な機会となりました。
この体験は、オープンハウスの米(マイ)ファームで行われ、内定者たちが春に行った田植えに続く重要なステップです。田植えでは約5000株の稲が植えられ、約3ヶ月後には成長した稲が収穫の時期を迎えました。
農家の指導を受けながらの稲刈り体験
研修当日は、約30名の内定者が農業関係者やJA太田市の職員の指導を受けながら、鎌を使って稲を刈る作業に挑みました。初めての体験に戸惑いながらも、内定者はチームで協力し、約300㎡の広さの稲を約1時間で刈り終えました。この過程で彼らは、農業の大変さや農家の方々の努力を実感したと同時に、チームワークの重要性を再認識しました。
さらに、作業の後には刈り取った稲を農家の方々がコンバインで脱穀し、次のステップへと進みました。研修には太田市のマスコットキャラクター「おおたん」も参加し、内定者を応援してくれる姿が印象的でした。
地域の農業と食の重要性を理解
この研修で収穫されたお米は、就職活動を進める学生たちに「やる気の源米(げんまい)」として、2合ずつオリジナルパッケージに入れて贈呈される予定です。内定者の中には、「普段食べているお米がどのように作られているか知ることができ、非常にありがたい経験だった」といった感想も寄せられています。このような体験を通じて、地域とのつながりや食に対する感謝の気持ちを育んでいくことが重要だと考えられます。
オープンハウスの採用活動と今後の展望
オープンハウスグループは、2023年9月期に売上高1兆円を突破し、業界での地位をさらに強固にしています。2024年度には新卒採用が年間333人を目標に設定され、企業の成長とともに新たな人材の育成にも力を入れています。新卒初任給の引き上げや、内定者向けの充実した研修プログラムは、安心して働ける環境を提供するための取り組みの一環です。
今後もオープンハウスは地域に根差した活動を続け、企業価値を高めていくことが求められます。また、農業や地域貢献に取り組む姿勢は、持続可能な社会の実現にも貢献すると信じています。このような体験を通じて、若い世代が地域の活力を取り戻し、次の時代を担うリーダーになることを期待しています。