昭和女子大学が未来を見据えたキャリア支援教育を展開
昭和女子大学(学長 金尾朗)が2026年度から全学1年生を対象とした新しいキャリア教育プログラム「QUEST(クエスト)プログラム」の導入を発表しました。このプログラムは、学生にロジカルシンキングやクリティカルシンキングを養い、進路選択に繋げることを目的としています。
QUESTプログラムの概要
「QUESTプログラム」は、キャリア支援のために特別に設計された講座です。プログラムでは、以下の4つの思考スキルを基盤としたカリキュラムを展開します。
- - ロジカルシンキング:合理的な思考を通じて論理的な結論を導く力。
- - クリティカルシンキング:問題を多面的に分析し、合理的に評価する力。
- - ラテラルシンキング:異なる視点から問題を考える柔軟性。
- - 認知バイアス:自身の思考パターンを理解し、判断力を高める力。
これらのスキルは、コンサルティング業界で培われたフレームワークを取り入れ、実践的な課題解決に役立てるように工夫されています。
プログラム内容
プログラムは2026年5月中旬から開講され、全学部の1年生を対象とします。主な内容は、課題解決に必要な以下の5つの力を育成することに焦点を当てています:
1.
Question(課題を問う力):問題を見つけ出し、質問する能力。
2.
Understand(状況を分析して理解する力):事実を把握し、分析する力。
3.
Evaluate(分析結果や提案を評価する力):得られた情報を基に判断を行う力。
4.
Solve(課題を解決する力):実際に問題を解決するプロセスを設計する力。
5.
Transform(未来を変える力):自身の考えをもとに未来を切り拓く意欲と能力。
昭和女子大学のキャリア教育の理念
昭和女子大学では、在学中にキャリアをデザインする力を養い、卒業後には自立した社会人として活躍できるようにすることを目指しています。同大学は「キャリアデザイン・ポリシー」を策定し、職業や社会的な自立を重視した教育を推進しています。このアプローチにより、学生たちはただ卒業後の就職活動に終わらず、長い人生を見据えた職業観を形成することができるようになります。
取材、問い合わせ先
本プログラムに関する詳細な情報や取材のお申し込みは、昭和女子大学企画広報部までご連絡ください。
新たなキャリア支援講座「QUESTプログラム」によって、多くの学生が未来を切り拓く力を身につけ、社会に貢献する存在となることを期待しています。