第16回キリクリームチーズコンクールの結果発表
9月30日に、東京都世田谷区の日本菓子専門学校で開催された「第16回キリクリームチーズコンクール」の最終審査結果が発表されました。このコンクールは、ベルジャポン株式会社と株式会社アルカンが主催し、製菓や製パンに関わるプロフェッショナルのための重要なイベントとなっています。
コンクールの概要と部門
今年は「生菓子部門」、「ファクトリー部門」と、17年ぶりに復活した「パン部門」の3つの部門で競われました。応募作品数は160点で、ここから書類審査を通過した15作品が最終審査に進出しました。各部門から最優秀賞、銀賞、銅賞が選ばれ、スイーツ界の新たなトレンドを生み出す場としての役割を果たしています。
受賞作品の紹介
生菓子部門
最優秀賞を受賞したのは、アンオーの蓑毛周平氏による「Fromage clair」。その見た目はもちろん、味わいにも工夫が凝らされ、審査員を唸らせました。
パン部門
こちらは、スターバックスコーヒージャパンの大津雄大氏が作り出した「スフィラティーニいぶりがっこチーズ」が最優秀賞に選ばれました。新しい素材の使い方や発想が際立ち、和と洋を見事に融合させた一品と言えるでしょう。
ファクトリー部門
不二製油の鶴見建斗氏の「レンジでとろけるとろふわスフレフロマージュ」が最優秀賞を獲得。手軽さと美味しさを兼ね備えたこの製品は、家庭でも楽しめるスイーツとして注目されています。
審査の背景
審査員は、業界で名を馳せるシェフたち。横田秀夫氏、木山寛氏、安倍竜三氏、松田武司氏、德永純司氏といった著名なシェフたちがその技術と経験をもとに審査を行いました。特に、彼らの多様なバックグラウンドが、各作品の独自性や創造性を引き立てました。
キリクリームチーズの魅力
「キリクリームチーズ」は、1966年の発売以来、素材にこだわったクリーミーな味わいで多くのファンを惹きつけています。プロフェッショナルからも高い評価を受け、様々な料理やスイーツの材料として幅広く利用されています。このコンクールを通じて、「キリクリームチーズ」の魅力をさらに広めることができるでしょう。
最終発表・表彰式
同コンクールの結果発表及び表彰式は、2025年9月30日に二子玉川エクセルホテル東急で行われる予定です。受賞者には、旅行券や作品販売時に使用できる認定ロゴが贈呈されます。
キリクリームチーズコンクールは、今後も新たなスイーツトレンドを紹介する場として、スイーツ界に刺激を与え続けることでしょう。