野村AMファンドマネージャー、英国の栄誉『Hall of Fame』入選

野村AMファンドマネージャー、リチャード・ホッジズの栄誉

概要

野村アセットマネジメント株式会社が、リチャード・ホッジズ氏の「Alpha Manager Hall of Fame」殿堂入りを発表しました。この名誉ある称号は、英国のファンド評価会社FE Fundinfoによって授与され、運用成績の評価基準は非常に厳格です。特に、リスク調整済みアルファや市場の動向に対する一貫したパフォーマンスが求められます。

FE Fundinfoとは

FE Fundinfoは、英国におけるトップクラスのファンド評価会社であり、その「Alpha Manager」は国内のリテール市場向け運用者の上位10%に与えられる名誉です。「Hall of Fame」は、その中でも7年以上にわたり高い基準を保ったマネージャーに送られる称号です。今年度は41名が選出されています。

リチャード・ホッジズの特徴

ホッジズ氏は30年以上に渡る債券運用の経験を持ち、アンコンストレインド債券戦略において革新的な取り組みを行ってきました。彼の運用は、過去の変動市場においても安定したリターンを記録しており、その実績が評価されての殿堂入りです。特に、上昇局面と下降局面の両方で強いパフォーマンスを発揮することが彼の特徴です。

グローバル・ダイナミック・ボンド・ファンドとは

2015年に設立されたグローバル・ダイナミック・ボンド・ファンドは、ホッジズ氏が運用を担当しており、多様な債券セクターへの投資を通じて魅力的なリターンを提供することを目指しています。彼の運用勘は、マクロ経済のトップダウン分析とファンダメンタルズに基づくボトムアップ選定の両方を駆使しています。

投資哲学と戦略

ホッジズ氏は、「投資家の皆様にリターンをもたらすことが最も重要だ」と述べており、同時に下落リスクの抑制にも重きを置いています。彼のアプローチは柔軟であり、グローバルな債券セクターへの分散投資を通じて、確かなトータルリターンの創出を追求しています。市場の変化に対応し、ポートフォリオの機動的な運用も心がけています。