わらび座の新たな挑戦
2022-03-07 10:00:10
秋田のわらび座が民事再生へ挑む!新たな将来を目指すクラウドファンディングプロジェクト
秋田の「わらび座」、民事再生へ向けた挑戦
秋田県仙北市に拠点を置く劇団「わらび座」が、2022年3月10日から民事再生プロジェクトを開始します。このプロジェクトは、コロナ禍による厳しい状況を乗り越え、再生を目指す取り組みです。わらび座は1949年に設立され、70年の歴史を有する劇団であり、全国で800回以上の公演を行ってきました。特にあきた芸術村では、修学旅行の聖地として、46年間で約40万人の生徒を受け入れてきました。
わらび座の現在の状況
昨今の新型コロナウイルスの影響で、修学旅行の中止や公演の減少により、わらび座は経済的に非常に厳しい状況に直面しています。収入はほぼゼロになり、一時は解散も考慮されたという困難な時期が続いていました。しかし、地域からの温かい支援や多くの応援メッセージが、わらび座が再度立ち上がるきっかけとなりました。
クラウドファンディングの概要
今回のクラウドファンディングは、一般社団法人として新たなスタートを切るための重要な手段です。プロジェクト名は「修学旅行の聖地「あきた芸術村・わらび座」民事再生へ!どん底からの再生プロジェクト」と名付けられ、目標金額は10,000,000円。募集期間は2022年3月10日から5月20日までです。このプロジェクトはAll-in方式を採用しており、目標を達成しなくても支援金は計画に使用されます。
目指す未来
わらび座は、クライアントや支援者との関係を大切にし、子どもたちに心のふるさととなる文化体験を届けることを目指しています。コロナ禍でも新しい活動を模索しており、オンライン公演やCD制作、さらには「わらび座育むお米」の販売など、多岐に渡る展開を進めています。こうした取り組みを通じて、地域社会との結びつきを強化し、次世代に向けた教育活動も行います。
まとめ
「わらび座」の挑戦は、地域の文化を守り育てるだけでなく、未来を担う子どもたちへの責任とも言えます。今回のクラウドファンディングは、単なる資金調達の手段ではなく、コミュニティをつなぐ重要なプロジェクトです。「生きる力を創る修学旅行」を再び現実のものとするため、ぜひ多くの方々からのご支援をお願いしたいです。私たちが未来へ向かうその瞬間に、あなたもぜひ参加してください。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人わらび座
- 住所
- 秋田県仙北市田沢湖卒田字早稲田430
- 電話番号
-
0187-44-3311