イオンエコワン2025
2025-12-17 17:02:30

第14回イオンエコワングランプリで環境保全活動の優秀校を発表

第14回イオン エコワングランプリ開催



2025年12月13日(土)、東京都有明セントラルタワーホールにて、「第14回イオンエコワングランプリ」の最終審査会及び表彰式が行われました。この取り組みは、高校生が学校で取り組む環境保全活動を発表し、その表現力や発信力を高めることを目的としています。2012年から始まり、今年で14回目を迎えました。

今年は全国から110校が参加し、その中から厳選された12校が最終審査に進出。各校は自校のエコ活動とその成果、そして未来の展望についてプレゼンテーションを行いました。審査員たちは独創性や継続性、社会への影響力に関する多様な視点から、熱心な質疑応答を行い、真剣な雰囲気の中で審査が進みました。

受賞校の発表



表彰式では、さまざまな部門の優秀校が表彰されました。普及・啓発部門においては群馬県立大泉高等学校が内閣総理大臣賞を受賞し、その活動は「地域に愛される湿原を目指す日本遺産『里沼』の保全活動」として高く評価されました。次いで、文部科学大臣賞は熊本県立八代工業高等学校に贈られ、廃棄植物を使用したクレヨン製作に関する取り組みが注目を集めました。また、審査員特別賞には熊本県立八代農業高等学校泉分校が選ばれ、命と向き合う高校生たちの挑戦が称賛されました。

研究・専門部門では、宮城県農業高等学校の「深層元肥革命」が内閣総理大臣賞を受賞し、環境保全と肥料削減に向けた装置開発の新たな取り組みが評価されました。また、環境大臣賞には長崎県立諫早農業高等学校が選ばれ、放置竹林削減のための取り組みが表彰されました。そして、イオンワンパーセントクラブ賞は広島県立西条農業高等学校が受賞し、養コオロギによる循環型バイオエコノミーの構築を目指す活動が取り上げられました。

審査員や主催者のコメント



審査員長を務めた国立環境研究所の五箇公一氏は、「若い世代の活動が環境問題に対する新たな視点を提供してくれることに感動している」と述べ、参加者全員の情熱と意欲を称えました。

主催者である公益財団法人イオンワンパーセントクラブの渡邉理事長も、「学生たちの発表を通じて、未来の環境保全に向けた新しいアイデアや協力の重要性を再認識しました」と話しました。

最後に



このイオンエコワングランプリは、次代のリーダーとなる高校生たちが環境問題に対して積極的に向き合い、その成果を共有する貴重な機会です。彼らの取り組みが、より良い未来のための礎になってくれることを期待しています。次回のコンペも楽しみですね。


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会社情報

会社名
公益財団法人イオンワンパーセントクラブ
住所
千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目5番地1イオンタワー
電話番号
043-212-6023

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