投資の本質を探求する新書『改訂版 勝つ投資 負けない投資』
2023年7月11日、クロスメディア・パブリッシングから新たに書籍『改訂版 勝つ投資 負けない投資』の第5刷目が発表されました。この本は2015年に刊行された元書を大幅に見直したもので、著者には65万円の投資を150億円にまで育て上げた「究極の個人投資家」片山晃(ペンネーム:五月)氏と、TOPIXなどの主要指標で大きく負けたことがない「不敗の機関投資家」小松原周氏という二人の異色の投資家が名を連ねています。
1. 本書の背景と重版の理由
本書は、特に出発点が異なる二人の投資家がどのようにして各々の成功を収めたかを描写しています。旧版はパブリックのレビューで800件以上の高評価を受け、これはまさに本書の人気を証明しています。そして新たに改訂された本書も、250件近くのレビューを集めており、数々の好意的な反響が寄せられています。
また、YouTubeでの著者たちの対談が話題を呼び、SNSでの拡散が後押しとなり、重版が続く要因となっています。特に、「初めて投資する人にこそ読んでほしい」との声が多く寄せられています。
2. 二人の投資哲学
本書の中で、片山氏は「勝つ投資」、小松原氏は「負けない投資」というテーマを担当し、両者の異なる視点から投資の本質を掘り下げています。片山氏の章では、資産を増やしていった経験から得た知見が詳細に語られ、具体的な方法論に至るまでの道筋が描かれます。一方、小松原氏の章では、機関投資家としての立場から考察し、どのようにして安定した投資を行うかが解説されます。
読者は、それぞれの章を通じて異なる投資スタイルとその利点を理解することができ、これからの投資に活かせる具体的な内容が提供されます。
3. 時代の変化に適応する投資法
この改訂版では、投資環境の変化を反映させています。特に、コロナ・ショックやAI技術の進展、個人投資家のスキル向上などを受け、投資の原理原則の重要性を再度強調しています。今の時代の個人投資家は以前よりも情報を持ち、成熟しているため、これまでの常識が通用しにくくなっています。
小手先のテクニックだけでなく、「未来を見据える力」と「その未来を信じる力」が重要視されています。今後の株式投資を考える際、どのようにアプローチすべきか、具体的な戦略が述べられています。ポートフォリオの構築やリスク管理の観点からも詳しい説明があります。
4. 読者層と本書の位置づけ
本書は、投資で思うような成果を出せない人、これから投資を始めようとする人や、長期的な資産形成に興味がある人にとって、最適な内容となることでしょう。投資における基礎知識だけでなく、心理的な側面やお金そのものの価値についても深く掘り下げられています。
5. 書籍の基本情報
- - 著者: 片山 晃(五月)・小松原 周
- - 定価: 1,738円(本体1,580円+税)
- - ページ数: 256ページ
- - ISBN: 978-4-295-40921-2
- - 発行: 株式会社クロスメディア・パブリッシング
- - 発売日: 2024年1月4日
この改訂版の新書は、投資の考え方、アプローチ方法、さらには心構えにまで踏み込んでおり、単なるテクニカルなガイドを超じた内容となっています。投資におけるあなたの成功を手に入れるための一冊として、必読です。