ペポルインボイスを簡単に!「ペポるん」の登場
株式会社TKCが新たに開発したペポルインボイス送受信ツール「ペポるん」のパイロット版が、令和8年4月30日に提供を開始しました。このツールは、特にTKCシステムを導入していない企業向けに作られたもので、ペポルインボイスを手軽に送信できることが特徴です。
ペポるんの役割と特徴
「ペポるん」は、ペポルインボイスを迅速かつ効率的にやり取りするツールです。具体的な特徴としては、次のようなポイントがあります:
1.
簡単な送信方法
必要な情報をWebサイトに入力するだけでペポルインボイスを送信できます。専用のソフトをインストールする必要はなく、簡単に始められます。
2.
多様な送信先
Peppolネットワークに参加している全てのビジネスに対して、特別なソフトウェアを必要とせずに送信できます。
3.
再利用機能
送信済みのペポルインボイスを再利用して新たに送信できます。これによって、毎月の請求作業が効率化され、複数の顧客に同時に請求を行う際にも便利です。
4.
低コスト
利用料金は送受信に対するもののみで、初期費用や毎月の利用料は存在しません。このため、特に中小企業や新興企業にとっても経済的な負担が少なく済みます。
パイロット版から正式版への展望
パイロット版には、現時点で利用申請機能とペポルインボイス送信機能が搭載されています。正式版では、これらに加えてTKC独自のドキュメント(見積書、納品書、請求書、領収書)を受信する機能も提供予定であり、今年中のリリースが期待されています。
利用料金について
「ペポるん」におけるペポルインボイス送信の料金は次の通りです:
- - 月間1,000件まで:40円/件
- - 月間1,001件から5,000件まで:30円/件
- - 月間5,001件以上:20円/件
なお、パイロット版には受信機能がないため、今のところ受信に関わる料金は発生しません。このシンプルで透明な料金体系は、ビジネスにおけるコスト管理に役立つでしょう。
Peppolとは何か?
Peppol(ペポル)は、請求書などの電子文書をネットワーク上でやり取りするための標準仕様です。国際的な団体Open Peppolによって管理され、欧州を中心に30カ国以上で利用されています。日本でもデジタル庁によって基準が設定されており、本ツールはその基準に沿った形で開発されています。
このPeppolでは、電子メールのように送信者と受信者のアクセスポイントを経由してデータが交換されるため、異なるシステムを使用している場合でも、柔軟に連携が可能です。
株式会社TKCの取り組み
TKCは、Peppolサービスプロバイダーに認定された企業として、8,561社がPeppolネットワークに参加するためのサポートをしています。また、「デジタルインボイス推進協議会」の代表法人として、Paepolインボイスの普及に努めており、特許技術も保有しています。これにより、さらなるデジタル化推進に寄与しています。
まとめ
「ペポるん」によって、企業はペポルインボイスの送受信を手軽かつ安価に行えるようになります。特に中小企業へデジタル化の波が訪れる中、このツールは大いに役立つことでしょう。登録は公式サイトから行えるので、ぜひチェックしてみてください。