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SSマーケット、ONZOを完全子会社化し新たな市場開拓へ

SSマーケット、ONZOを完全子会社化へ

東京都八王子市に本社を持つ株式会社SSマーケットは、2024年7月24日より、埼玉県さいたま市に本社を構える株式会社ONZOを完全子会社化することを発表しました。この施策により、SSマーケットは事業の拡大と多様化を図り、今後の成長を加速させる考えです。

1. 会社統合の背景と目的

SSマーケットはこれまで、PCやタブレットのレンタルサービスを主軸に、多くの企業のニーズに応えてきました。一方で、ONZOはサブスクリプションサービスを求める企業のために特化したSaaSアプリケーションを提供しています。今回の株式取得は、新しい事業展開を図る上で必要不可欠な基盤を構築するための重要なステップと位置付けられています。

「レンタル事業での物流ノウハウを活かし、PCやタブレットだけでなく、他の家具や家電など多岐にわたる商品を取り扱うことを目指しています」と株式会社SSマーケットの星山常進代表取締役はコメントしています。

2. ONZOの会社概要

ONZOは2018年に設立され、以下のようなサービスを提供しています：

- 事業内容: メーカーや小売業向けのサブスクリプション型ビジネスのためのサービス開発・販売
- 本社所在地: 埼玉県さいたま市浦和区瀬ヶ崎3丁目16-1、第5武笠ビル3F
- 資本金: 50,094,368円
- 従業員数: 9名
- ウェブサイト: ONZOの公式サイト

ONZOは特に、ECサイトでの商品レンタルやサブスクを支援するシェアリングプラットフォームであるmarvleの提供で知られており、高い評価を受けています。

3. ONZOの強み

ONZOの強みは、システム提供だけでなく、新規事業の組織整備、運営体制、収支計画に至るまで広範囲にわたる支援を行える点です。また、オペレーションについても効率的な仕組みを構築しており、顧客が手間無く業務を進められる特徴があります。marvleの導入により、従来の売り切りビジネスからサブスクリプションモデルへの移行を成功させ、多くの製造業や小売業に支持されています。

4. 事業譲渡の契機

本事業譲渡により、SSマーケットとONZOが統合することになり、SSマーケットはONZOの強力な技術力を取り入れることで、顧客へのサービス提供を一層充実させることができると期待されています。星山常進代表取締役と知場啓志CEOは、今後の事業展開への決意を語り、多くの人々にとって魅力あるレンタルサービスを創出していく意気込みを示しました。