ボードゲームで学ぶプロジェクト管理!ヌーラボが福岡県立太宰府高等学校で実践講座を実施
株式会社ヌーラボは、世界で128万人が利用するプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」を提供する企業です。2024年6月27日、福岡県立太宰府高等学校で、探求学習に参加する生徒約35名を対象に、ボードゲームを活用したプロジェクト管理講座を実施しました。
福岡県立太宰府高等学校は、普通科に加え、県内公立高校で唯一の芸術コース(現:芸術科)を有する特色ある学校です。2022年5月からは、福岡県立学校で初めて地域貢献を柱とした教育活動を通して、非認知能力の育成を目指すコミュニティスクールとなっています。著名アーティストとのコラボレーションやパラリンピック金メダリストの応援プロジェクト、地域のアートプロジェクト、近隣小中学校への学習支援など、地域貢献活動に積極的に取り組んでいます。
一方で、探求学習の取り組みを進める中で、「プロジェクト管理」や「チームワーク」の難しさを感じていました。そこで、ヌーラボが開発したボードゲーム「プロジェクトテーマパーク」を活用し、生徒たちがそれぞれが役割を全うしながらチームで目標に向かって仕事を進める疑似体験を通して、プロジェクト管理を学べる機会を提供しました。
講座の流れ:ゲームを通してチームワークを体感
講座では、生徒たちは4〜5人で構成された8つのチームに分かれ、「プロジェクトテーマパーク」を使ってゲームを行いました。ゲームでは、チーム全員で「期日までにテーマパークを完成させる」というプロジェクトに挑戦します。
ゲーム開始前に、生徒たちはゲームのルールを理解し、それぞれの役割を確認しました。「プロジェクトテーマパーク」には、リーダー以外にも多様な役割が存在します。リーダーを支えるフォロワーシップも学べるよう設計されています。
各生徒には「役割」に加え、「やる気」の量や、「天気」といったイベント、さらに「サイコロ」という運の要素が加わり、予測が難しいプロジェクトが展開されていきます。
最初はルールを理解することに戸惑っていた生徒たちも、すぐにゲームに集中し始め、10分も経たないうちに、拍手や歓声があがっていました。全チーム中3チームが、期日までにアトラクションを残り3つ以下まで建設することができ、ゲームに勝利しました。
ゲームを通して学んだこと
講座の最後には、ゲームの振り返りを通して、生徒たちはそれぞれが学んだことを共有しました。
問題解決の重要性: 問題や課題を見つけて、それをどのように改善するかを考えることの大切さを学びました。
チームワークの力: 周囲の人と協力し、話し合って決めることの重要性を感じました。
失敗から学ぶ: 失敗から次に生かせる方法を見つける大切さを理解しました。
役割の重要性: ひとりひとりの役割を理解することで、チームワークが発揮できることを実感しました。
コミュニケーションの大切さ: クライアントとの信頼関係を築き、見積もりの重要性を学びました。
ヌーラボの取り組み
ヌーラボは、一人でも多くの学生が「プロジェクト管理」を学ぶことで、チームで協力し、仕事をすることの素晴らしさを感じてほしいと考えています。
高校や大学などの教育機関での講座実施について、ご興味のある方は、ヌーラボのウェブサイトからお問い合わせください。
プロジェクト管理ツール「Backlog」について
ヌーラボが提供する「Backlog」は、世界で120万人以上が利用するプロジェクト管理・タスク管理ツールです。
直感的な操作性: 業界や業種を問わず使いやすいデザインと操作性です。
豊富な機能: タスク管理だけでなく、Wiki、Git、ガントチャートなど、さまざまな機能を備えています。
人数無制限: 価格を気にせず、チームメンバーを招待できます。
「Backlog」は、2005年のリリース以来、多くのチームのコラボレーションを促進してきました。クラウド版とオンプレミス版の2種類を提供しており、幅広いニーズに対応しています。
株式会社ヌーラボについて
ヌーラボは、「Backlog」の他に、オンライン作図ツール「Cacoo」や、組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高めるための「Nulab Pass」を開発・提供しています。
ヌーラボは、チームワークを促進し、より良い未来を創造するために、これからも革新的なサービスを提供していきます。