Hines初の投資
2021-11-25 11:53:03

Hines Asia Property Partners、横浜に初の投資物件を取得

Hinesが横浜に初めての投資物件を取得



Hines Asia Property Partners(HAPP)が、横浜のニューステージ横浜ビルに初となる投資を行いました。ニューステージ横浜は1993年に建設された17階建てのタワービルで、広大なオフィススペースを提供しています。約50万平方フィートにわたるこのビルには、屋内外の共用スペースやテナント向けのレストランエリア、アトリウムスタイルのロビー、さらにはスカイラウンジなど、多彩なアメニティが揃っています。現在、不動産、テクノロジー、R&D、自動車、金融サービスなど、様々な業種の上質な企業が既に入居しています。

今後、Hinesはこの物件をさらに魅力的にするため、大規模なリノベーション計画を進めています。この計画の具体的な内容は、既存のテナントや横浜市庁と協議の上、後日発表される予定です。リノベーション工事は2022年第1四半期に開始され、2023年の中頃に完成する見込みです。

横浜は、長期的な投資において有望な市場として注目されており、東京から30キロメートルの距離に位置し、380万人が暮らす日本第2の都市です。この都市は、レニアル世代の比率が高く、テクノロジー系の大学も多数存在するため、雇用企業にとっては優れた人材プールを提供しています。

Hinesでマネージングディレクターを務めるドルー・ハフマンは、今回の投資が同社にとって重要なマイルストーンだと語っています。彼は「この物件を活性化し、アメニティを増やし、建物の機能を向上させることで、最高級のオフィススペースを提供することを楽しみにしています」と述べています。

HAPPはHinesが2021年に設立したアジア地域に特化した新しいファンドで、今回の横浜への投資は初めての試みです。このファンドは、アジア全域への投資を進める中で、都市圏に位置する優れた物件への投資が方針に合致しているとし、強固な価値創造の可能性を期待しています。

Hinesは1996年にアジアへ初めて進出し、現在では15の都市に投資を拡大。合計で42億ドルの資産を運用しています。また、1957年に設立されたHinesは、世界27カ国で255都市にわたるビジネスを展開しており、約836億ドルの運用資産を持つグローバルな不動産投資会社として知られています。彼らの投資は多様なリスク領域をカバーし、ESGにも力を入れています。

Hines Asia Property Partnersは、アジア全域でのコアプラス型リターンを目指すファンドです。主に日本、オーストラリア、韓国、シンガポール、中国の大都市圏に焦点を当てており、今回の横浜への投資は、その戦略の一環として位置づけられています。今後の成長が期待されるこの市場でのさらなる物件取得を通じて、Hinesは持続的な成長とポートフォリオの多様化を進めています。

Hinesの公式ウェブサイトでは、さらなる詳細情報が提供されています。興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。

会社情報

会社名
Hines Interests Limited Partnership
住所
2800 Post Oak Blvd.Houston, TX 77056-6118
電話番号
713-621-8000

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