東急不動産HDがCVCファンドに出資、アルサーガと共同でDX社会の実現を目指す
東急不動産HDがCVCファンドに出資
東急不動産ホールディングス株式会社(以下、東急不動産HD)が、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するアルサーガパートナーズ株式会社(以下、アルサーガパートナーズ)に対して出資を行うことが発表されました。この取り組みは、両社が持つリソースと知見を生かし、デジタル社会における新たな価値を創出していくことを目的としています。
DX推進に向けた戦略
東急不動産HDは、全社方針の一環としてDXの促進に取り組んでおり、様々なデジタル技術を活用したビジネスを展開しています。特に、顧客体験を向上させることを重視しており、この出資を契機に、アルサーガパートナーズの不動産DXに関連する専門知識と、自社で培ってきた知的財産を融合させていく方針です。
アルサーガパートナーズとは
アルサーガパートナーズは、渋谷を拠点とし、「日本のDXを世界で誇れる産業へ」を掲げ、DXサービスをワンストップで提供しています。コンサルティングからシステム開発、さらには保守・運用までの幅広いサービスを提供しており、「最高品質を最速で」というスローガンのもと、お客様のビジネス成功に寄与しています。
Shibuya Sakura Stageでの取り組み
両社は、来る2023年12月に、東急不動産所有の「Shibuya Sakura Stage」(渋谷サクラステージ)において、世界初のIOWNサービスを導入する計画です。この「APN IOWN1.0」は、全区間で光波長を専有するオールフォトニクス・ネットワークサービスであり、NTTグループとの連携のもと、最先端のテクノロジーを駆使したシステム開発が進められています。渋谷サクラステージは、東急不動産の次世代型ランドマークとして注目を集めており、この新しい取り組みが実現することで、多くの人々に新たな体験を提供できることが期待されています。
共同でのさらなる推進
アルサーガパートナーズは2024年2月から渋谷サクラステージ内に拠点を移し、開発の加速に取り組む予定です。この移転により、両社の連携をさらに強化し、DX社会の実現に向けた一層の成果を追求していく方針です。
まとめ
今回の出資は、東急不動産HDとアルサーガパートナーズが協力し、新たなデジタル価値を創造するための重要なステップです。持続的な成長と革新を目指し、両社は今後の進展に大きな期待を寄せています。これからのDX関連の取り組みに要注目です。接続された最新技術と不動産業界の融合が、どのように新しいビジネスモデルを生み出すのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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東急不動産株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ
- 電話番号
-
03-6455-1121