新たな高精度AI翻訳エンジン『ErudAite β4.1』の登場
株式会社ErudAiteが、次世代AI翻訳エンジン『ErudAite β4.1』の有償提供を2024年11月1日より開始することを発表しました。この翻訳エンジンは、文脈を理解し、各種専門文書の翻訳を高精度で行うことができる革新的な技術を搭載しています。
絶え間ないグローバル化の中で
現代のビジネス環境では、国際的な取引やコミュニケーションが日常的に行われています。特に、特許明細書や学術文書などの翻訳はそれぞれの言葉が持つ特性を理解する必要があります。従来の翻訳手法では困難だったこれらの専門的な文書も、ErudAiteの最新技術により、これまでにない精度での翻訳が可能になりました。
高い評価を得たβ版
2024年8月から開始されたクローズドβ検証には、100社を超える企業が参加しました。ここでは、専門事務所やコンサルティングファームなどが実際に翻訳エンジンを使用し、その効果を確認しました。そして、東京都のTiB(Tokyo Innovation Base)に設置されたErudAiteブースには、700名以上の訪問者が集まり、高く評価されています。
確かな翻訳精度
『ErudAite β4.1』の特徴は、なんといってもその翻訳精度です。4つのモードが提供されており、利用者の目的に応じた選択が可能です。
1.
Literalモード(直訳モード): 法的文書の厳密な翻訳に最適。
2.
Naturalモード(自然訳モード): 内部文書や技術文書において自然な表現を実現。
3.
Fluentモード(流暢訳モード): マーケティング資料など、現地の文化に合った翻訳を提供。
4.
Transcreativeモード(超訳モード): 文化的要素を考慮したクリエイティブな翻訳。
これにより、翻訳の精度や文脈の意味を保持しつつ、利用者が求める形での翻訳を実現します。
翻訳における具体的な事例
例えば、「僕はうなぎだ」という日本語の注文文は、ただの直訳では「I am an eel」となり、意味が通じませんが、ErudAiteでは「I'll have the eel.」と文脈を理解して適切に翻訳されます。また、「この少年はまるで桃太郎のようだ」という表現が、直訳だと意図が伝わらない場合、超訳モードを使えば「This kid's got the spirit of Tom Sawyer!」と文化的背景に沿った翻訳が可能になります。
対応言語と利用シーン
『ErudAite β4.1』は、英語、日本語、中国語、フランス語など、多様な言語に対応します。特に重視されるのは、上場企業の英文開示文書や特許関連の文書など、専門性の高い内容の翻訳です。これにより、グローバル展開を図る企業や、クロスボーダーでの取引を行うビジネスシーンでの利用が期待されています。
製品詳細
- - 製品名: ErudAite β4.1
- - 提供形態: SaaS(Software as a Service)
- - 価格: 月額20,000円(税別)
これにより、企業が求める高品質な翻訳サービスをコストパフォーマンス高く提供します。今後の展開に注目です。
会社情報
株式会社ErudAiteは、2024年7月に設立され、東京都中央区銀座に本社を構えています。代表取締役の飯田蔵土を中心に、高精度なAI翻訳エンジンの開発・提供を行っています。詳細は公式サイト(https://about.erudaite.ai/)からご確認いただけます。