スエヒロの勉強会
2025-10-21 13:02:28

スエヒロ工業がカミングアウトデーに開催した「レインボー勉強会」の報告

スエヒロ工業がカミングアウトデーに開催した「レインボー勉強会」の報告



概要


静岡県沼津市を拠点とする株式会社スエヒロ工業は、10月9日(木)に東京支店を主会場に「レインボー勉強会」を実施しました。本勉強会は、年に3~4回開催され、LGBTQ/SOGI(性的指向・性自認)に関する研修を行っています。これは、企業が多様性を尊重し、その環境を整えるための取り組みの一環です。

目的と背景


10月11日は「カミングアウトデー」とされ、LGBTQの方々が自分の性的指向や性自認を公表できることの重要性を広める日です。この日を前に、スエヒロ工業は東京都の支援を受け、社内の理解を深めるための貴重な機会を提供しました。参加者は会社の本社と東京支店、オンラインでつながることで、より多くの社員が研修に参加できる体制を整えました。

勉強会の流れ


この研修では、認定NPO法人ReBitから講師を招き、「LGBTQからダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを考える」というテーマで講義が行われました。具体的には、多様な性に関する基礎知識、LGBTQのライフストーリー、職場での具体的な対応について学ぶ内容が含まれました。社員同士のグループディスカッションもあり、自分とは異なる考え方を知り、多様性を感じ取る機会が提供されました。

従業員の反響


講義が終了した後には、参加者によるアンケートを実施し、研修内容が業務やキャリアに役立ったかどうかを尋ねました。その結果、57.1%が「非常に役立つ」と応え、さらに28.6%が「やや役立つ」と回答しました。また、性自認や性的指向についての理解が深まったと答えた社員は、計100%という高評価につながりました。

参加者からは、「気持ちに寄り添う姿勢の大切さを学びました」「歩み寄りと理解を大切にしたい」といった感想が寄せられ、社員一人ひとりがより深い理解を得られたことがうかがえます。アライ(理解者)の重要性についても意見が交わされ、企業文化の醸成が進んでいます。

今後の展望


スエヒロ工業は今後も「レインボー勉強会」を続け、全従業員が多様性を理解し共感する機会を増やしていく方針です。具体的には、職場環境の改善を進め、誰もが利用しやすい制度を整えることや、地域社会におけるダイバーシティ推進の具体例や成功事例を発信することが含まれます。

まとめ


今回の「レインボー勉強会」は、ただの研修にとどまらず、参加者の意識を変える大きなきっかけとなりました。スエヒロ工業は、これからも多様性を尊重し、すべての社員が安心して働ける環境を創り上げていく努力を続けます。さらに、来年以降も継続的な学習機会の提供を行い、企業としての社会的責任を果たしていくことを目指しています。

会社情報

会社名
株式会社スエヒロ工業
住所
電話番号

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