最近、株式会社Gakkenが提供する創作プラットフォーム「Nola」と連携し、小説作品の募集を新たに開始しました。このプロジェクトは、Gakken児童書編集部と株式会社indentが協力して行うもので、2024年12月12日から募集が始まります。新設された「Nolaノベル」の『編集部の掲示板』内にGakken児童書編集部のページを設け、そこに作品を直接投稿できる仕組みです。
Gakken児童書編集部は、特に以下の3つのジャンルに重点を置いて作品を募集します。まず1つ目は「学び×エンタメ小説」。これは小学校中学年から大人まで広範囲な読者を対象に、異世界、転生、バトル、マルチバースなどをテーマにしたストーリーで、楽しみながらも歴史や科学、お金についての知識が身につく作品を求めています。
次に2つ目のジャンルは「スリル満点のエンタメ小説」です。小学校高学年から中高生を想定した作品で、「〇〇しないと××」という形のお題を元にしたストーリーを募集。自由な発想で、告白を成功させないと100万円の借金を負うことになる話や、テストで満点を取らなければ爆弾が爆発するというシチュエーションなど、アイデアが広がるスリリングな内容を期待しています。
最後に募集されるのは「YA・青春文芸」で、小学校高学年から中高生をターゲットとしたユニークなストーリー。学園ラブコメ、部活動、SF、ホラー、ミステリーなど多彩なジャンルが含まれています。これらの作品は、疾走感のある魅力的なキャラクターで観客を引きつけることが求められています。
特筆すべきは、応募作品の中で特に評価されたものには、電子書籍化や漫画原作としての展開、さらにはまんがサイト「ガッコミ」での連載の可能性があることです。「ガッコミ」は幅広い年齢層を対象にした無料のまんがサイトで、毎週新しいコンテンツが更新されることで、多くの読者に楽しんでもらえる環境が整っています。今回の取り組みを通じて、Gakkenとindentは、作家数50万人超の会員基盤を活用し、書籍や漫画の創作市場のさらなる発展を目指すと共に、新たな才能の発掘に貢献していきます。
Gakkenは教育やコンテンツ事業を通じて、子供たちの知的好奇心を育てることに注力しており、今回の小説募集もその一環として位置付けられています。このようにして新たな作家の登場を期待しつつ、子どもたちに夢を与える取り組みが続けられます。応募要項や詳細は、Nolaノベルの公式サイトにて確認することができますので、興味のある方はぜひご覧ください。