「シェアシマ」が登場
2019-02-28 15:55:25
長野発の新プラットフォーム「シェアシマ」が食品業界に革命を起こす!
「シェアシマ」の登場とその意義
長野県長野市に本社を置くICS-net株式会社が、3月1日より新しい食品原料取引のプラットフォーム「シェアシマ」を開始しました。このサービスは、食品原料の購入を希望する企業と販売したい企業をスムーズに結ぶために設計されています。日本の食品業界は伝統的に多くの情報が非効率的に流通しており、時間をかけた情報収集や試作プロセスが常態化しています。特に、試作段階での情報取得は人任せになりがちで、結果として在庫の滞留や廃棄につながってしまうことが問題視されています。
効率的なマッチングシステム
「シェアシマ」はウェブ上でのマッチングを実現し、使用者企業が他社の商品情報にアクセスしやすくすることを目的に開発されました。出品者と購入者両方が、会員登録を行うことで簡単に取引を始めることができます。例えば、食品メーカーの開発担当者が新商品の原料を探す場合、まず「シェアシマ」にアクセスし、出品している企業と直接コンタクトを取ることができます。このプロセスでは、商品の問い合わせやサンプル依頼、価格交渉、納品、さらには代金決済までもがワンストップで完結するため、業務の効率化が図れます。
双方に嬉しいメリット
多くの食品原料が集まることで、購買担当者にとっては選択肢が増えるだけでなく、商品化までの迅速化が期待されます。一方、出品者である販売業者は、事前に問い合わせ情報を確認することで、本当に売れそうな相手と商談を開始できるという効率的な営業活動が可能になります。このように「シェアシマ」は、原料取引におけるミスマッチを解消し、両者にとってのウィンウィンの関係を構築することを目指しています。
食関連情報の提供
「シェアシマ」では、今後のサービス向上の一環として、食に関する多彩な情報を発信するコンテンツ「シェアシマレポート」が今年5月に開始される予定です。このことで、参加企業はさらに多くの情報を得ることができ、貴重なインサイトを得られると考えられます。
課題解決への取り組み
ICS-netは、「シェアシマ」を通じて日本の食品業界が抱えるさまざまな課題にも取り組んでいきます。特に、働き方改革や地方創生、食品廃棄ロスの削減など、多岐にわたる問題に対し、情報を共有し効率化を図ることで、業界全体の活性化を図るとしています。
具体的な目標設定
2021年度には会員数10,000社、出品アイテム数5,000アイテムという目標を掲げており、サービスの認知度向上と利用促進に尽力する方針を示しています。また、オープンを記念したキャンペーンでは、出品登録料が初年度無料となる特典も用意されています。
展示会でのプロモーション
「シェアシマ」は、3月5日から8日まで幕張メッセで開催される「FOODEX JAPAN 2019」に出展されます。当社ブースでは、実際に「シェアシマ」を体験できるコーナーを設け、幅広い方々にその利便性を体感してもらう機会を提供します。
企業理念の紹介
ICS-netの企業理念は「世界の食品流通をRe-designします」です。安全な食材を日本から世界へ、そしてその逆の流れを確立し、国籍や職業に関わらず新しい出会いを生むことを大切にしています。未来の食環境に対する責任を自覚しながら、より良い食文化の発展を目指しています。
まとめ
「シェアシマ」の登場は、日本の食品業界に新たな風を吹き込むことでしょう。効率的な流通システムと情報共有の場を提供することにより、成長を遂げることを期待しています。今後の展開にも注目です。
会社情報
- 会社名
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ICS-net株式会社
- 住所
- 長野県長野市南石堂町1972エスタシオン長野102
- 電話番号
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