熊野古道VR体験
2024-08-21 13:56:43

熊野古道の魅力を360°VR動画で体感!世界遺産登録20周年を祝おう

熊野古道の魅力を360°VR動画で体感!



今年、熊野古道は世界遺産に登録されてから20周年を迎え、これを記念して、和歌山県のユタカ交通株式会社と一般社団法人和歌山新城下町DMCが共同で運営する「メタバース和歌山実行委員会」が360°VR観光動画「熊野古道・那智山」を公開しました。この動画は、熊野古道の美しい景色や歴史的な場所をバーチャルで体験することができる新しい観光の形となっています。

熊野古道は、約2000年前に開かれた巡礼の道で、「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年に世界遺産に登録されました。現在では、長さ約1000キロに及ぶ巡礼路が残っており、特に平安時代から鎌倉時代にかけて信仰の道として発達しました。

この360°VR動画では、「大門坂」から「那智の滝」までを巡るルートが紹介されています。このルートには、熊野那智大社や八咫烏(やたがらす)、三重塔など、熊野古道の象徴的なスポットが含まれています。苔むした石畳を歩き、神社仏閣を巡る体験をバーチャルで堪能できる内容になっています。

海外からの注目



熊野古道は、日本国内での知名度が高い一方で、海外からの観光客にとってはその魅力が広く認知されています。特に、国をまたぐ広大な巡礼の道を歩く体験は、外国人観光客にとって新しい旅行のスタイルとして受け入れられています。実際、田辺市はスペインの「サンディアゴ・デ・コンポステーラ」と姉妹道協定を結んでおり、共通巡礼を達成した人数も年々増加しています。

それに対して国内では、「熊野古道」と聞いてもその実態を知らない人が多いことが調査によって浮き彫りになっています。特に若い世代には、「イメージがわかない」という声や、どの県にまたがっているかも分からないという人が多く、理解を深める必要があると言えます。

VR動画での新しい体験



360°VR観光動画には、神話の時代を思わせる茂った杉の巨木、苔が生えた石畳が見られ、視聴者はまるで実際に熊野古道を歩いているかのような感覚を味わえます。またドローン映像を使用して、空からの壮大な眺めも楽しむことができるのはVRの魅力の一つです。

動画には、熊野那智大社やその隣にある那智山青岸渡寺の様子が収められており、神社仏閣の併存を通じて、熊野独自の信仰文化を体感することもできます。

来たるイベント情報



これらの取り組みは、国内外での熊野古道への関心を高め、観光客を増やすことを狙いとしています。今後、10月には大阪万博EXPO2025のプレイベントに出展する予定で、そこでVRコンテンツの体験提供も行います。これにより、さらなる観光誘致が期待されます。

まとめ



熊野古道のVR動画は、視覚的にその魅力を伝えるだけでなく、訪れたくなるような観光地としての可能性を広げています。これからも、できるだけ多くの人にその魅力を知っていただき、実際に熊野古道を訪れるきっかけとなれば嬉しいです。


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会社情報

会社名
ユタカ交通株式会社
住所
和歌山県和歌山市中之島2287番地
電話番号
073-422-5356

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