音声ソリューション始動
2025-07-01 13:42:15

博報堂が新音声ソリューション会社「博報堂SYNVOICE」を設立し営業開始

博報堂が新会社「博報堂SYNVOICE」を設立



株式会社博報堂(東京都港区、社長:名倉健司)は、音声認識技術や音声解析技術、生成AIを駆使した新たなシステムの開発及び提供を行う新会社「博報堂SYNVOICE(シンボイス)」の営業を2023年7月1日より開始しました。この新会社は、顧客応対力の向上を目的とした製品やサービスを展開することで、企業の競争力を一層高めることを目指しています。

博報堂は、2020年に「gmove」という顧客接点ソリューションの開発専門チームを設立し、そこから多様な音声関連サービスを生み出してきました。これまでの実績としては、HAKUHODO CTIやAI商談アシストアプリなど、音声認識と生成AIを組み合わせた革新的なソリューションが含まれています。急速に進展するAI技術の進化に伴い、企業は迅速かつ効果的な開発体制を求めるようになっており、その流れを受けて、博報堂は音声ソリューションを提供する株式会社オプトエスピーを、2023年4月1日より完全子会社として傘下に加えました。

これにより、博報堂は新たに社名を「博報堂SYNVOICE」と改め、gmoveの事業を統合する形で新体制の営業を開始しました。音声解析技術とAI技術に対する対応力を強化し、さらなるソリューション開発の基盤を築くことが目的です。今後は、博報堂DYグループの各社とも連携して、音声領域の提供ソリューションの高度化を目指していきます。

gmoveの取り組み



「gmove」は、現場のニーズを深く理解した上で、実用的なソリューションを開発・提供することを目的に設立されました。具体的なサービス内容には、SMS配信サービス「SMSmarketingPlus」、SMSとダイレクトメールを組み合わせたソリューション、アンケートシステム、そしてデジタルサイネージの設置、さらにはオンラインでの商談ロールプレイングを体験できる「オンライン接客ロープレサービス」などがあります。また、店舗向けのCTIサービス「HAKUHODO CTI」や商談アシストアプリも展開しており、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。これらの取り組みは、販売の現場において真に役立つソリューションの開発を促進しています。

オプトエスピーと博報堂の協業



株式会社オプトエスピーは1990年に創業し、電話やWEBミーティングを通じて顧客接点を企業資産に変えるソリューションを提供しています。クラウドPBX、CTI、通話録音、音声認識など、さまざまな企業規模や業種に対応したサービスを展開しています。2024年からは博報堂と協業し、2025年には博報堂グループに正式に参加する予定です。これは、音声ソリューションのさらなる発展に向けた強固な基盤となることでしょう。

結論



博報堂が新たに設立した「博報堂SYNVOICE」は、音声技術とAIを駆使し、より高度な顧客応対力を実現するための重要なステップです。これからは、新たな技術を活用したソリューションが多くの企業にとって基盤となることが期待されています。博報堂の次なる展開には、ぜひ注目したいところです。


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会社情報

会社名
株式会社博報堂
住所
東京都港区赤坂5-3-1赤坂Bizタワー
電話番号
03-6441-8111

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