HAKKI AFRICAが資金調達
2025-04-11 10:46:18

HAKKI AFRICAがシリーズCで27.1億円の資金調達を成功させ、海外展開を加速

HAKKI AFRICAが新たな資金調達を実施



HAKKI AFRICA(ハッキアフリカ)がシリーズCの資金調達を実施し、総額27.1億円を集めました。グローバルサウスでタクシードライバー向けのマイクロファイナンス・リース事業を行う同社は、今後の海外展開を加速させることを目指しています。

資金調達の概要



HAKKI AFRICAは、1stクローズで19.7億円の資金を、SMBCベンチャーキャピタル株式会社およびグローバル・ブレイン株式会社から調達しました。さらに、2ndクローズではグロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社を共同リード投資家とし、7.38億円を集めており、シリーズCの調達合計額は27.1億円に達しました。今までの累計調達額は49.0億円に上ります。

資金を提供した投資家


1stクローズには、SMBCベンチャーキャピタル、グローバル・ブレイン、農林中央金庫、グローブアドバイザーズ、ごうぎんキャピタルが、2ndクローズにはグロービス・キャピタル・パートナーズ、SBIグループ、TISが参加しました。また、融資を行った金融機関には三井住友銀行や北國銀行などが名を連ねています。

事業の背景と目的



HAKKI AFRICAは、アフリカにおいて多くのタクシードライバーが銀行からの融資に必要な書類や資金を準備できない現状を受けて、独自のクレジットスコアリングシステムを構築しました。これにより、彼らがリース車両を購入するためのファイナンス商品を提供し、リスクを抑えた与信審査を可能にしています。このサービスはケニアで展開されており、今後は2025年から南アフリカやインドにも進出を予定しています。

HAKKI AFRICAのビジョン



同社は「誠実な努力が報われる社会」を目指しており、テクノロジーを活用した信用スコアリングを通じて新興国における「信用」の新しい歴史を築くことを目指しています。これにより、18億人とも言われる金融アクセスがない人々への金融包摂を実現することを期待しています。

成長率と将来への展望



HAKKI AFRICAは現在、連結の経常利益で3期連続の黒字を達成し、前年比で1330%の経常利益の成長を報告しています。今後もこの成長率を維持し続ける見込みであり、さらなるビジネス拡大が期待されます。

投資家のコメント



グロービス・キャピタル・パートナーズの深川康介プリンシパルは、HAKKI AFRICAがアフリカ市場で構築した信用力と成長性に高く評価を寄せ、「HAKKI」が新興国で認知される日本を代表するブランドへと成長することを期待しています。

会社概要



株式会社HAKKI AFRICAは、東京都港区芝浦に本社を構え、2019年に設立されました。主な事業内容は、信用スコアリング技術の構築や小規模金融機関への与信システム提供です。さらなる成長に向けた挑戦が期待されます。詳細はHAKKI AFRICAの公式サイトをご確認ください。


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会社情報

会社名
株式会社HAKKI AFRICA
住所
東京都港区芝浦1-13-10第3東運ビル8F
電話番号

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