CCIとMetaが連携した新たなデータ活用サービス
株式会社CARTA COMMUNICATIONS(通称CCI)は、Meta Platforms, Inc.が提供するクラウドベースのソリューション「Signals Gateway」を活用して、企業向けのファーストパーティデータ活用支援サービスを開始しました。この新しいサービスは、企業が自らの顧客データを効率的に収集・統合し、様々なマーケティングツールやプラットフォームと安全に連携できることを目的としています。
近年、ユーザーのプライバシーへの配慮が高まり、サードパーティクッキーの利用制限が強まっています。このような状況の中、自社の顧客データ(ファーストパーティデータ)を最大限に活用することは、企業にとってますます重要になっています。「Signals Gateway」は、この課題に応える形で設計されており、ファーストパーティデータを有効活用するための強力なツールとなるでしょう。
「Signals Gateway」の特長
「Signals Gateway」は、企業が保有するファーストパーティデータを効率的に統合し、Meta広告を中心とした多様なマーケティングプラットフォームと安全に連携できるのが大きな特長です。これにより、企業は顧客ニーズの把握が容易となり、マーケティング施策の精度向上が期待されます。また、オンラインデータに加え、店舗でのオフラインデータや顧客データベースも活用できるため、より深い顧客理解が進むはずです。
CCIは過去において、Meta広告のコンバージョンAPI連携を支援する「コンバージョンAPIゲートウェイ」を提供してきましたが、新たに導入される「Signals Gateway」にはその機能も含まれています。従来のクライアント企業は、これまで通りのサービスに加え、新機能も利用できるため、さらなる利便性の向上が見込まれます。
クライアントに優しいサービス設計
CCIが提供するこの新たなサービスでは、顧客がAWS環境を個別に用意する必要がなく、CCIが用意したインフラを利用することで、構築コストや運用の手間が大幅に軽減されます。このため、企業は自らのリソースをコア業務に集中しつつ、迅速にデータの活用を開始できるようになります。具体的には以下のような支援を行います。
- - 導入支援: クライアントの「Signals Gateway」の設定や初期連携をサポート。
- - 運用サポート: 安定的な運用サポートやトラブルシューティングを行い、最新情報も提供。
- - データ活用コンサルティング: マーケティング目標に応じたデータ戦略の立案と実行を支援。
「Data Dig」は、専門家が集結し、広告主企業の様々な課題に対し、設計から実装・運用までの包括的サポートを提供するサービスです。今後CCIは、最新のテクノロジーを駆使し、企業のマーケティング活動を支えるために、より付加価値の高いサービスの提供に注力していくでしょう。
CCIの取り組みは、企業がデジタルマーケティングにおける競争力を強化するための大きな一歩です。サービス利用に関するお問い合わせは、CCIのデータ&ストラテジー部までどうぞ。
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