ヒューマンインターフェイス研究会とは
2025年9月10日(水)に名古屋工業大学で開催される「ヒューマンインターフェイス研究会」は、福祉工学研究会の伝統を受け継ぎ、今回で36回目を迎えます。この特別な年を機に、最新のAIやIoT技術の進展を背景に、人間と機械のインタラクションについて深く考察するイベントとなります。
現代技術の進化
近年、ヒューマンインターフェイスに関連する技術は飛躍的に進化しています。音声認識や画像認識、さらに計測技術、診断技術、ロボティクス、さらには生成AIといった多岐にわたる新領域が開拓されています。本研究会では、これらの技術の現状を詳しく解説し、それぞれの将来の展望や可能性を議論します。
日時と開催地
- - 日時: 2025年9月10日(水) 13:00 - 17:30 (受付は12:30から)
- - 会場: 名古屋工業大学 4号館ホール
講演内容
このイベントでは、以下の3つの講演が行われます。
講演①: 福祉工学研究会からヒューマンインターフェイス研究会へ
講師: 中部大学 理工学部 AIロボティクス学科 教授 梅崎太造氏
この講演では、福祉工学の分野からの視点で、ヒューマンインターフェイスの実用化に向けた研究開発の重要性についてお話しされます。
講演②: ロボット・AIとヒューマンインターフェイスによる豊かな社会の創造
講師: 名古屋工業大学 大学院 工学研究科 教授、NITech AI研究センター長 加藤昇平氏
加藤氏による講演では、ロボットやAIとヒューマンインターフェイス技術を組み合わせることで、いかにして社会が豊かになるかを解説します。
講演③: 主観的な触覚の計測・共有・拡張
講師: 名古屋工業大学 大学院 工学研究科 教授、稲盛科学研究機構 (InaRIS) フェロー 田中由浩氏
田中氏による講演では、触覚に関する新たな研究成果を基にした計測・共有技術やその拡張性について掘り下げます。
体験型の見学会
さらに、参加者は3つのグループに分かれ、以下の研究室を見学することができます。
1. 加藤研究室 (3号館2階)
2. 田中研究室 (3号館11階)
3. NITech A研究センター 計算機ルーム
フロアを巡ることで、研究の実際に触れる貴重な機会となります。
交流の場
講演後には名刺交換や情報交換会も行います。参加者同士のネットワーキングが図れる貴重な場です。
参加申し込み
参加希望の方は、申し込みフォームまたはメールでのお申し込みが必要です。詳細は公財)名古屋産業振興公社 産業連携推進部までお問い合わせください。
新たな技術と社会貢献を考えるヒューマンインターフェイス研究会にぜひご参加ください。