工芸から未来を見つめる「Things」オンラインシンポジウムのご案内
2021年2月19日から21日の間、京都精華大学伝統産業イノベーションセンターが主催するオンラインシンポジウム「Things - 工芸から覗く未来」が行われます。このシンポジウムは、「工芸」に関連するさまざまな社会課題を多角的に考察する機会として位置づけられています。この取り組みは、工芸を通じて新たな視点を得るための参加型のイベントです。
シンポジウムの詳細
このシンポジウムは、2021年2月19日(金)から21日(日)まで3日間にわたり、毎日2回のセッションを含む形で旅行中のオンラインで行われます。各日のプログラムは以下の通りです。
2021年2月19日(金)
- - 15:00-17:00 [アウト・オブ・民藝「世界の民芸玩具と玩具趣味のネットワーク」]
登壇者:中村裕太、軸原ヨウスケ、尾崎織女
- - 17:30-19:30 [ものづくりと生態系]
登壇者:王智弘、堤卓也、松山幸子、永原礫、辻徳人、西禎恒、米原有二
2021年2月20日(土)
- - 15:00-17:00 [工芸とデザイン・流通]
登壇者:金谷勉、淡田明美、白水高広、小林新也
登壇者:山﨑伸吾、新山直広、永田宙郷、北林功、岩井巽、高須賀活良
2021年2月21日(日)
- - 15:00-17:00 [伝統文化を教育に活かす]
登壇者:江明親、井上葉子、清水貴夫、グラハム・エラード、米原有二
- - 17:30-19:30 [手仕事にみる『職人性』]
登壇者:鞍田崇、八木隆裕、中川周士、谷口弦、桐本泰一
参加方法は事前の申し込みが必要で、特設ウェブサイトから申し込むことができます。このシンポジウムに参加することで、工芸についての理解を深め、自身の活動にも役立てる貴重な機会となるでしょう。
KYOTO CRAFTS MAGAZINE での事前座談会
「KYOTO CRAFTS MAGAZINE」では、シンポジウム登壇者による事前座談会も公開中です。この座談会では、哲学者の鞍田崇氏、教育者の中村裕太氏、伝統産業イノベーションセンター長の米原有二氏が登壇し、工芸を題材にした対話が展開されています。シンポジウムに向けた期待や注目ポイントが語られており、参加前の予習にぴったりです。ぜひご覧ください。
参加の意義と目的
本シンポジウムは、「KYOTO KOUGEI WEEK」としての一環であり、広く社会における工芸の役割を探求する場でもあります。工芸というキーワードを通じて、教育や地域づくり、持続可能な社会の形成について議論が交わされることを期待しています。各分科会では、専門家や実践者が集まり、工芸の発展や取り組みの重要性が強調されることでしょう。
工芸を通じて未来のことを考える機会を、ぜひ多くの方にご体験いただきたいと思います。このシンポジウムを通じて新たなアイデアや視点を得ることができるはずです。
ソーシャルメディアでの情報発信
公式のSNSアカウントも開設されており、最新の情報が発信されています。最新情報はFacebookやInstagramからもチェックできるので、ぜひフォローしてみてください。
今年の春、新しい形の「工芸」に触れてみませんか?