株式会社ネクスウェイと第四北越銀行が提携
株式会社ネクスウェイ(本社:東京都江東区)が、第四北越銀行(本社:新潟県中央区)のWeb口座開設業務において、本人確認業務を支援する「本人確認BPOサービス」を導入したことが発表されました。このサービスの導入により、銀行の口座開設にかかる業務が大幅に効率化され、重要なセキュリティ要件も満たされます。
本人確認BPOサービスの特長
迅速な処理
従来、本人確認作業には数時間から半日程度を要していましたが、「本人確認BPOサービス」を利用することで、その作業がわずか数分で完了するようになります。これにより、銀行は顧客に対して迅速なサービスを提供できるようになり、非対面での取引が増えている今、多くの顧客が求めるスピーディーな対応を実現できます。
コスト削減と人的リソースの活用
従来の方法では、本人確認業務に多くの人的リソースが必要とされていましたが、外部の専門企業であるネクスウェイに業務をアウトソースすると、これらのリソースをコア業務に集中させることが可能となります。これにより、銀行の運営コストも大幅に削減されるでしょう。
高セキュリティの実現
ネクスウェイのサービスは、犯罪収益移転防止法(犯収法)などの法令に準拠した厳格なセキュリティ対策が施されています。これにより、銀行は高いセキュリティ基準を満たした状態で本人確認業務を行えるようになります。近年、なりすましや不正利用のリスクが高まる中、顧客情報の安全性を確保することは、銀行にとって最優先の課題です。
ネクスウェイと第四北越銀行の展望
この度の提携について、第四北越銀行は、デジタル庁が公共サービスに対して出しているJPKI(公的個人認証サービス)への対応力を評価し、今後の事業拡大にも期待を寄せています。ネクスウェイは、eKYC(電子的本人確認)サービスとBPOサービスをシームレスに融合させ、将来的にはJPKIへの移行も視野に入れたサービス展開を考えています。
需要の高まり
デジタル化の進展に伴い、オンラインでの本人確認業務が急増しています。政府が推進する非対面取引の促進により、金融機関は迅速かつ正確な本人確認の実施が求められています。なりすましや詐欺被害を防ぐためには、より安全な本人確認フローを確立することが不可欠です。
結論
ネクスウェイの「本人確認BPOサービス」により、第四北越銀行は信頼性の向上と業務効率化を同時に推進することができています。今後も、金融機関や他業種における本人確認業務のニーズが高まる中で、ネクスウェイは高セキュリティかつ低コストでのサービス提供を目指し、継続的な機能向上に努めていくでしょう。これにより、より一層の利便性の向上と顧客満足度の向上が期待されます。