衛星観測プログラム参加
2024-07-25 19:43:46

スペースシフトがJAXA主導の衛星観測プログラムに参加し未来の衛星利用を推進

スペースシフト、JAXAとの衛星観測プログラムに参加



株式会社スペースシフト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 金本成生)は、宇宙航空開発研究機構(JAXA)が主導する「衛星コンステレーションによる革新的衛星観測ミッション共創プログラム」(通称、コンステ共創P)に参加したことを発表しました。このプログラムは、NASAの宇宙技術を活用し、民間企業とのペアで衛星観測ミッションの新しい形を探る取り組みです。

コンステ共創プログラムとは



このプログラムは、2022年からJAXAが実施しているもので、衛星コンステレーション技術を活用した新たな衛星観測ミッションの開発を目的としています。企業間の共創活動を進めながら、具体的な協力関係を形成するため、合意に達した事業者同士で覚書を結ぶことで実施されます。包括的な活動が行われており、今後の展望に期待が寄せられています。

「日本版バーチャルコンステレーション」構想



スペースシフトが共同で執筆した構想書では、近年急速に増加中の大型および小型衛星の協調運用を目指しています。特にALOS-4衛星の打ち上げ成功以降、日本国内外での衛星数の増加が予想され、それに伴い運用の効率化が求められています。本構想では、特に「スマートタスキング」という新たな観測方式を提唱。この手法では、衛星への観測要求や観測対象の分担を自動的に行う仕組みを目指しています。

スマートタスキングの利点



この新しい観測方式によって、複数の衛星による効率的かつ効果的な観測が可能になります。利用者が観測を依頼してからデータを受け取るまでの過程を最適化し、さまざまな課題の解決が期待されています。また、データ受領の迅速化により、業務の効率が向上し、持続可能な社会の実現に寄与することができます。

スペースシフトのビジョン



2009年に設立された株式会社スペースシフトは、「Sense the Unseen from Orbit(地球上のあらゆる変化を認識可能に)」というテーマのもと、衛星データをAIを用いて解析する技術の開発を進めてきました。インフラ管理、防災・減災、農業モニタリング、環境保全といった分野に衛星データを活用し、さまざまな社会課題に対応しています。

会社概要



  • - 会社名:株式会社スペースシフト
  • - 英文表記:Space Shift, Inc.
  • - 代表者:金本成生
  • - 所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル6階
  • - 設立:2009年12月11日
  • - 資本金:618百万円(資本準備金を含む)
  • - 公式サイト:スペースシフト公式

このように、スペースシフトとJAXAの連携により、未来の衛星利用が一層進化していくことが期待されます。今後の動向に注目です。


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会社情報

会社名
株式会社スペースシフト
住所
東京都千代田区大手町1−6−1大手町ビル6階
電話番号

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