自分らしさを引き出すキャリア道場
2025年4月18日に行われた「第一回キャリア道場」では、自己理解プログラムの開発者である八木仁平氏が登壇し、ビジネスパーソン向けメディア「新R25」の編集長、渡辺将基氏と共にキャリアについての対談を行いました。このセミナーは、キャリアに迷う人々に向けて「自分らしさ」を見つける方法を伝えるものでした。
セミナーの概要
このオンラインセミナーは、パーソルキャリアが提供するリスキリングサービス「PERSOL MIRAIZ」の一環として企画され、多くの参加者がキャリアの棚卸しやスキルの見直しをしたいという想いで集まりました。セミナーは18:30から始まり、約90分間にわたり対談が繰り広げられました。
自分らしさを見つけるために
セミナーの中で八木氏は、自分らしさを見つけるためには行動を重ねることが重要だと強調しました。渡辺氏も同様に、仕事に向き合う中で壁にぶつかることで自分の本質を理解することができると述べています。具体的には、「苦手なことに挑戦することで、本当の適性が見えてくる」と八木氏は語ります。自分を知るためには、努力や試行錯誤が欠かせないというのです。
理想のビジョンを導く
八木氏は、自身の「自己理解メソッド」を基に、理想のビジョンの導き出し方についても触れました。特に、過去のネガティブな経験を振り返ることで本当に望む世界観が見えてくると伝え、自分の行動を観察することが鍵であるとしました。周囲のフィードバックを受け入れることも、自分らしさを見つけるポイントとなります。
事前課題に基づくQ&A
セミナーでは、事前に参加者から提出された「キャリア棚卸しシート」をもとに質疑応答が行われ、多くの疑問に答えられました。例えば、「興味」と「憧れ」の違いについて、八木氏は「憧れは外的要因に影響されたものであり、興味は行動が伴うもの」と明言しました。
必修科目と学びの姿勢
また、後半では「大人が学ぶべき必修科目」について意見が交わされました。八木氏は「好奇心を持って投資をすることが重要」と語り、渡辺氏は「人間理解を必修科目にするべき」と主張しました。社会人にとって、アウトプットを意識したインプットが必要だという共通見解も得られました。
まとめ
八木仁平氏と渡辺将基氏の対談は、多くのキャリアに悩む方々に向け、有意義なアドバイスと実践的な知識を提供しました。「自分らしさ」を見つけるためには、行動や経験から学びを得ることの大切さを再認識させられる内容でした。今後のキャリアをより豊かにしていくためのヒントが詰まったセミナーとなりました。