仕事や家事に疲れたらフランス式の考えを
忙しい日常を送っている方々に向けて、新たな方法を提案する『改訂新版自分らしくはたらく手帳』が2024年10月25日に発売されます。この手帳は、2017年に初版が刊行されて以来、多くの支持を集めてきたもので、特に働く女性たちの心の支えとなっています。
フランス人夫妻が伝える40の質問
著者であるフランス人夫妻、パスカル・フロリさんとセドリック・フロリさんは、日々の仕事や家事で疲れ切っている人たちに向けて、フランスの生活哲学に基づく40の質問を提案します。これを通じて、忙しさの中で見失いがちな、自分の本音や価値観について再評価する機会を提供します。
フランス流の「はたらく」について
書籍では、「あなたは、何のためにはたらいていますか?」という根本的な問いから始まります。フランス人にとって「はたらく」という行為は、人生の中での一つの要素であり、目的を満たすための手段です。そのため、なぜ自分がその仕事を選んでいるのか、何を大切にしているのかを理解することが重要だと説いています。これは、日本において多くの人々が「働くこと」が生活の中心になるにつれて見失いがちな視点でもあります。
具体的な質問内容
本書には、人生を豊かにするための具体的な質問が数多く収められています。例えば、Q2では「あなたが人生で『これだけは大事にしたい』と思っているものはなんですか?」に答えることで、自分の大切にしたい価値を再確認することができます。また、Q10では「あなたは自分の人生を『どう生きたい』ですか?」と問いかけ、自分の目指すべき方向性を見出す手助けをしてくれます。これらの質問に対して1日一行ずつ書き込むことで、少しずつ自分の目指す生活へと近づく手法が提案されています。
使いやすさにも配慮
また、書き込みが不安な方には、専用のシートをダウンロードすることも可能です。手帳という形で持ち歩くスタイルは、いつでも自分自身を振り返るきっかけとなり、思考を整理する助けとなるでしょう。
著者について
著者の二人は、フランスにて長いキャリアを持っており、日本文化にも造詣が深い方々です。彼らが日本で感じた働く人々の姿を通して、同国での仕事の捉え方や価値観を正直に表現しています。この経験によって、フランスと日本の文化の違いを埋める架け橋となることを目指しています。
まとめ
『改訂新版自分らしくはたらく手帳』は、日々の忙しさに追われ、自分自身の気持ちを後回しにしているすべての方におすすめです。フランス流の考え方を取り入れながら、自分自身と向き合い、心の余裕を生むためのきっかけを提供してくれます。自分の本当の気持ちに耳を傾ける時間を持って、充実した人生に向けた一歩を踏み出してみませんか?