習い事の新トレンド
2021-07-01 18:32:02

子どもの習い事に関する調査結果から見えた新たなトレンド

最近、0歳から小学6年生の子どもを持つ家庭を対象に行われた習い事に関するアンケート調査の結果が発表されました。この調査は、2021年の6月30日から7月1日の間に、500名を対象にCrowdWorksを介して実施されました。この結果からは、コロナ禍でも多くの子どもたちが多様な習い事を継続していることが明らかになりました。

まずは、子どもたちに行っている習い事を尋ねた結果がこちらです。最も人気のある習い事は水泳で、次いでピアノや英会話スクール、習字、サッカーが続きます。特に水泳は、コロナの影響を受けてもなお、高い人気を誇っていることが分かりました。

調査では、その他の習い事としても通信学習やテニス、リトミック、バスケットボールなどが挙げられました。通信学習のベネッセを利用している方が11名いるなど、多様な学びの形が見受けられました。

次に、子どもたちの習い事に対する親の考え方に変化があったかという質問では、コロナ禍の影響を気にしないという親が多いことが分かりました。逆に、体力づくりや運動能力の向上を目的として習い事を始める家庭が多い傾向が見られ、特に運動不足が問題視されています。

月ごとの習い事にかける費用を見ると、3,000円から10,000円の範囲に収まる家庭が全体の約60%を占め、高すぎない負担で子どもの教育に力を入れていることが分かりました。

興味深い点として、子どもが習い事を辞めたいと言った際の親の反応についての質問もありました。「辞めさせる」と「なんとか頑張らせる」がほぼ同数であり、親たちの葛藤が伺えます。

さらに、親自身が何の習い事をしていたかを問うと、ピアノや習字、水泳、学習塾などが人気であり、これらの習い事が現在の子どもたちにも引き継がれていることが伺えます。しかし一方で、そろばんや習字の人気は低下していると見受けられます。これには時代の変化が影響しているのかもしれません。

また、親たちが他に行っていた習い事としては、剣道やバレーボール、テニスなど多岐にわたります。これもまた、子どもの習い事と同様に多様な分野での経験が重要視されていることを示しています。

今回の調査結果からは、コロナ禍においても子どもたちの成長を促すための習い事が選ばれており、親たちが自身の経験を踏まえて多様な選択を行っている様子が伺えます。子どもたちの未来を見据えた習い事の選択は、今後も注目を集めそうです。この調査結果の詳細は公式サイトでご覧いただけます。

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株式会社クロスウェブ
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