派遣業界の2026年6月度動向
ディップ株式会社が発表した2026年6月の三大都市圏における派遣平均時給データが市場の関心を呼んでいます。調査によると、平均時給は1,677円(前年比45円増、前月比4円増)に達し、前年比と前月比の両方で増加傾向にあることが明らかとなりました。また、派遣・紹介予定派遣の求人数もおおよそ206,000件に到達し、前年比で8.8%、前月比で3.0%増加しています。
エリアごとの時給動向
各エリアごとに見ると、関東エリアの平均時給は1,759円で前年比36円増、東海エリアは1,526円で前年比133円、前月比14円の増加となっています。関西エリアも49円の増加を示し、時給は1,562円となっています。これらのデータは、各地域の雇用市場の活性化を反映していると考えられます。
職種別の詳細な動き
さらに詳細を見ていくと、職種別での平均時給も全体的に増加しています。最も高い時給を記録しているのは「IT・エンジニア系」で、2,371円(前年比40円増、前月比2円増)という結果が出ています。一方、「販売・営業・飲食・サービス系」は1,605円で前年比83円増、前月比は1円減という微妙な変動が見られます。「WEB・クリエイター系」は1,918円(前年比97円増、前月比26円増)と、比較的堅調に推移しています。事務・オフィス系や医療・介護系も、いずれも少しずつではありますが、時給が増加しています。
データの収集方法と注意点
この調査は、ディップ株式会社が運営する求人情報サイト「はたらこねっと」に掲載された情報を基にしており、雇用形態が「一般派遣」と「紹介予定派遣」に絞り込まれています。なお、サンプル数が少ない求人についてはデータが表示されない場合があります。また、基本時給以外の報酬(残業手当や休日手当など)は考慮されていない点も留意すべきです。
「はたらこねっと」とは?
「はたらこねっと」は、日本最大級の社員・派遣・パート求人情報サイトとして、多様な雇用形態や幅広い職種にわたる情報を提供しています。このサイトでは、求職者は自分に合った仕事を多角的に調べることができ、企業にとっても必要な人材を見つけるための重要なツールとなっています。
最後に
ディップ株式会社の目指すビジョンは、労働市場における様々な課題を解決することにあります。これにより、誰もが働く喜びや幸せを感じられる社会の実現を目指しています。今後も派遣市場の動向には目を離せません。2026年の派遣業界は、どのように変化し、進化していくのでしょうか。興味深い展望が期待されます。