関西企業と描く未来の都市と暮らし
2025年4月、大阪で開催予定の関西万博の影響を受け、都市や暮らしへの関心が急速に高まっています。その中で、建築や住宅、地域づくりに関する専門展示会「ジャパンビルド大阪」が、今年もその扉を開きます。会場はインテックス大阪で、最新の技術や情報を一度に体感できる貴重な機会です。
万博を通じた新たな視点
今年の「ジャパンビルド大阪」は、万博の舞台裏やその後の都市計画についての講演を通じて、未来の街づくりを考える成果を示しています。一流の専門家を招いた講演では、万博がもたらす都市と暮らしの進化に関する深い見解が共有されます。 特に注目のセッションとして、以下の講演があります。
- - 木造建築の未来(8/28 木曜 12:30 - 13:15)
建築家の藤本壮介氏が、自身のプロジェクト「大屋根リング」を通じ、自然と人工との調和を目指す木造建築の展望について触れます。
- - 万博後の都市計画(8/27 水曜 14:30 - 15:15)
大阪都市計画局の正垣啓之氏が、2050年に向けた大阪のまちづくりについて具体的な戦略を講演します。地域報道にも密接に関連するテーマです。
- - デジタルデザインの新たな試み(8/28 木曜 14:30 - 15:30)
日建設計の岩田友紀氏が、万博会場における「静けさの森」のデジタル設計手法を披露します。新しいランドスケープデザインの形を探るセッションです。
地域企業の技術展示
展示会には、大阪や関西圏に本社を持つ企業が数多く出展し、それぞれの地域での技術やサービスを発表します。注目の出展企業をいくつか紹介します。
- - 株式会社サイエンス: ファインバブル技術を駆使した生活習慣の提案
- - アイテック阪急阪神株式会社: スマートビル技術による効率的な建物管理
- - 株式会社キーエンス: AI機能を搭載した業務自動化ツールの提供
これらの企業が発信する製品やサービスは、地域のニーズに合わせたものであり、まさに“地元発の未来づくり”の象徴です。
開催情報
展示会「第9回 JAPAN BUILD OSAKA」は、2025年8月27日から29日まで、インテックス大阪で開催されます。関西最大級の規模で210社が出展し、多彩な内容で訪問者を迎えます。
- - 会期: 2025年8月27日(水) - 29日(金) 10:00 - 17:00
- - 会場: インテックス大阪
- - 主催: RX Japan株式会社
取材希望者は、事務局までお気軽にお問合せください。インタビューや製品デモの調整も可能ですので、ご興味のある方はぜひご連絡を。
「ジャパンビルド大阪」は、未来の都市と暮らしをリアルに体感できる絶好の舞台です。万博を契機に進化するまちづくりの現場を、ぜひ取材してみてください。