酒蔵クラウドファンディング
2018-08-03 14:05:41

全国初の国認定酒蔵が再び挑戦!吟醸酒粕焼酎のクラウドファンディング開始

全国初!国から認定された六次産業化酒蔵の挑戦



日本の酒造りの新たな地平を切り開くため、佐賀県にある株式会社峰松酒造場が再びクラウドファンディングに挑戦します。これは日本初の国認定を受けた六次産業化酒蔵としての新たなプロジェクトで、今度は『吟醸酒粕焼酎 龍の瞳』の製造に関するものです。第一弾で生まれた日本酒『龍の瞳』の酒粕を利用したこの焼酎は、地元の特別な米の魅力をさらに引き出すものとなります。

六次産業化とは?



六次産業化とは、農産物の生産、加工、販売を一貫して行うことによって、付加価値を高める経済活動の形です。峰松酒造場は2016年に農林水産省の認定を受け、全国初の国認定六次産業化酒蔵となりました。長い歴史を持つ日本酒造りに加え、米の生産から始めることで、希少な国産米を使用した高品質なお酒を提供することを目指しています。

龍の瞳との出会い



このプロジェクトの基盤となるのは、発見から20年以上経た今も注目を集めている幻の米『龍の瞳』です。このお米は一般的な品種に比べ、1.5倍の大きさを持つ大粒の米で、その特性から酒米としてのポテンシャルも非常に高いとされています。発見者の今井隆氏が、いのちの壱の最高級品として知られるこの米に出会ったのは、実は2000年の穀物の生育を確認するための調査中でした。

限定製造される吟醸酒粕焼酎



第二弾のクラウドファンディングでは、これまでの日本酒の製造工程で得られた酒粕が大きな役割を果たします。『吟醸酒粕焼酎 龍の瞳』は、その名の通り、テイスティングの幅を広げる焼酎となることを期待されています。代表取締役の峰松一清氏は、「地域の特色や文化を重視し、この酒造りを通じて新たな価値を創造したい」と語ります。

峰松酒造場の取り組み



峰松酒造場は、発酵文化が色濃く残る佐賀県鹿島市に位置し、地域の特産品や文化から多くを学びながら、常に新しい挑戦を続けています。代表銘柄“肥前浜宿”をはじめ、多岐にわたる商品を展開し、オンラインショップを通じて全国の皆さんに伝統的な酒造りの味をお届けしています。特に、DE社のSAWA-1酵母を使用した日本酒の製造は、地域の風味と酒造りの技術を融合させた一例です。

クラウドファンディングの展望



今回のクラウドファンディングは、単なる資金集めに限らず、地域の皆様や日本酒を愛するファンとの絆を深める企画でもあります。リターンには、限定の焼酎や日本酒などを用意しており、サポーターにはこのプロジェクトの一部となってもらうことを提案しています。出資者は、この新たな日本酒の魅力を直に体験できる機会が得られるのです。

このプロジェクトが成功することで、六次産業化の可能性を広げ、地域経済の発展に寄与することが期待されています。

会社情報

会社名
株式会社 峰松酒造場
住所
佐賀県鹿島市浜町乙2761番地2
電話番号
0954-63-2468

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