バスクのシードル
2021-07-29 10:00:09

阪神梅田本店で味わうバスク地方のナチュラルシードル特集

阪神梅田本店で味わうバスク地方のナチュラルシードル



阪神梅田本店では、2021年7月28日から8月3日までの間、スペイン・バスク地方の特別なシードルが限定販売されます。このシードルは、バスク地方独自の酸味とドライなスタイルが特徴で、特に食事との相性が抜群です。日本では国産のクラフトシードルが人気を集めていますが、こちらのスペインのシードルは一味違う魅力を持っています。

スペイン・バスク地方のシードルとは?


バスク地方は、独自の文化や言語を持つ地域で、そこから生まれるシードルは「シドラ」と呼ばれています。バスク地方の美食めぐりで有名なサン・セバスティアン周辺では、地元の食材を使った料理と共にこのシードルが振る舞われています。

この地域では、雨が多く『緑のスペイン』と呼ばれる自然豊かな環境が、シードル生産に適しています。昔は水が貴重だったため、シードルは生活に欠かせない飲み物として重宝され、特に15世紀の漁師たちは遠洋漁業に出る時、一人当たり毎日3リットルものシードルを持参していました。

独特の味わいと食事とのハーモニー


バスク地方のシードルは、甘さを抑えた酸味が特徴です。日本でよく見られる甘いシードルは、肉や魚との相性が悪いことが多いですが、こちらは微発泡で超辛口のスタイルとなっています。そのため、タンニンがしっかりとした専用品種のリンゴから作られ、料理の脂を流してくれる効果があります。

例えば、唐揚げや魚の塩焼きなど、レモンをかけるような料理には特に合います。酸味同士の相性も良く、魚介のマリネやアジの南蛮漬けとも自然に楽しむことができます。また、柔らかな酸味は、焼肉や焼き鳥など脂っこい料理ともベストマッチ。これにより、食事がさらに進むこと間違いなしです。

「エスカンシアール」の魅力


バスク地方のシードルを味わうおすすめのスタイルは、高いところから注ぐ「エスカンシアール」と呼ばれる方法です。高さ30-60センチメートルからコップに注ぐことで、シードルは泡立ち、その際に立ち上がるリンゴの香りを楽しむことができます。この注ぎ方は、ただ飲むだけでなく、テーブルを囲んで行うことで盛り上がりも生まれます。

この注ぎ方では、口の開いたコップが推奨されており、ワイングラスよりも酸味を柔らかく感じられるため、飲みやすくなります。

イサステギ・ファミリーの伝統


今回紹介するシードルの生産者イサステギ・ファミリーは、400年以上も続く伝統を持つ大手生産者です。彼らが作ったシードルには、2017年に制定された原産地呼称「バスク地方のナチュラルシードル」の印がついています。さらに、オーガニック栽培にも取り組んでおり、今後の認証獲得も期待されています。

阪神梅田本店でのこの特別なシードルイベントは、スペイン文化の一端を感じる素晴らしい機会です。ぜひ足を運び、バスク地方の歴史あるシードルを楽しんでみてください。

もっと知りたい人へ


ご興味のある方は、阪神梅田本店宣伝広報部や株式会社TRAVESIAに問い合わせてみてください。正しい知識を持って、存分にシードルを楽しむための情報を得ることができるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社TRAVESIA
住所
大阪市浪速区難波中1-10-4南海SK難波ビル6階
電話番号
06-6645-0145

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