国連共催「APYE Online India 2021」、SDGsへの理解を深める新たな機会

国連共催によるSDGs海外研修「APYE Online India 2021」の開催

2021年1月25日から2月5日の9日間、インドのミゾラム州を背景にした「APYE Online India 2021」が開催されます。このプログラムは、主にアジアの若者たちを対象に、持続可能な開発目標(SDGs)についての理解を深め、将来的な社会課題解決に向けた人材を育成することを目的としています。

APYEプログラムの目的

Asia Pacific Youth Exchange（APYE）では、各国からの優秀な学生や若手社会人が集まり、プロジェクトチームを形成します。この活動は、国際協力や異文化理解を促進し、将来的には彼らのネットワークを広げることが狙いです。2021年のプログラムでは、キリスト教徒の多いミゾラム州に焦点を当て、地域特有の課題解決に取り組む姿勢を養います。

カリキュラムの概要

本プログラムは、次の4つのカリキュラムで構成されています。
1. リーダーシップ研修
- SDGsに関する知識を深め、起業家精神、デザイン思考を学びます。また、各国の参加者とチームを組むことで、チームワークや協力の大切さを実感します。

2. 講演やパネルディスカッション
- 各国の要人による講演が行われ、SDGsの重要性や必要なスキルについての知識が提供されます。過去にはフィリピンの副大統領や台湾のIT大臣などが参加しました。

3. 課題分析と解決策立案
- ミゾラム州の大学生も参加し、地域の課題を深く理解するための分析を行います。具体的なアイデアを出し、それを事業モデルにまとめることが求められます。

4. 事業モデルの発表
- 各チームが考案した事業案をプレゼンテーションし、優秀チームが選出されます。この選ばれたチームには、賞金や次回のAPYEプログラム参加費用が免除される特典も用意されています。