中国インバウンド最新動向
2024-07-01 11:29:50

中国インバウンド回復!日本の空港利用実態調査でわかったこと

中国インバウンドが回復基調!日本の空港利用実態調査でわかったこと



中国・台湾などの海外プロモーション・インバウンド支援を行うインタセクト・コミュニケーションズ株式会社は、訪日旅行経験のある中国人を対象に「日本の空港の利用状況に関する実態調査」を実施しました。

調査によると、日本の空港施設について、来日前に情報収集する中国人旅行者は8割近くいることがわかりました。特に、空港周辺の宿泊施設情報や市街地へのアクセス情報に関心の高いことが明らかになりました。

また、日本入国後の空港からの移動手段では、電車・地下鉄が最も多く、チケットの事前購入なしと回答した人が半数以上いました。一方、リムジンバスは事前購入済と空港で購入がほぼ同数という結果になりました。

出国時の空港への到着時間については、多くの人が離陸時間の60分以上~90分未満に到着していることがわかりました。これは、多くの航空会社が推奨している到着時間(出発時間の2時間前まで)より、ぎりぎりの時間帯に空港に到着していることを示しています。

さらに、出国前・出国後の免税店には、9割以上の中国人旅行者が立ち寄ると回答しました。免税店の最新情報やクーポン情報も、事前に知りたい情報として上位にランクインしています。

インタセクトの担当者は、今回の調査結果から、訪日観光客は空港施設の情報収集に積極的で、空港周辺の宿泊施設や市街地へのアクセス情報、免税店の最新情報、その地域ならではのお土産情報などに高い関心を示していることを指摘しています。

また、空港での購買行動を促進するためには、その空港ならではのお土産や食事のメニューなどの情報を、現地SNSなどを通じて積極的に発信していくことや、口コミ・感想をネット上でシェアしていただく施策が重要であると述べています。

インタセクトとは?



インタセクト・コミュニケーションズ株式会社は、2000年11月に設立された、日本および中国・台湾を主体とした海外のWEBマーケティング、決済・インバウンド総合支援、システム関連サービス、企業イノベーションの4つの柱を軸に事業を展開しています。

同社は、WeChat Pay・Alipay+などのマルチ決済「IntaPay」や、百度広告の基幹代理店、中国最大の旅行情報サイト「馬蜂窩(マーフォンウォー)」の公式日本総代理店業務等の集客支援など、幅広いサービスを提供しています。

近年は、中国越境EC支援、電子契約や業務プロセス改善等のワークスタイル改革、ヘルスケアIoT関連の研究開発、オフショア開発、アフィリエイト運用代行・広告表記チェックサービス、添削・共有・指示ツールの「Passton」、飲食店向けモバイルオーダー「eateat」など、最先端のテクノロジーを武器として、国内外で事業を拡大しています。


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