沖縄で日本初のOPNFVコミュニティラボが誕生!新たな技術研究の舞台に

沖縄に誕生した日本初のOPNFVコミュニティラボ



近年、ネットワーク技術の進化に伴い、沖縄で新たな技術研究機関が設立されました。その名も「OPNFVコミュニティラボ」。これは、日本初の試みとして、沖縄オープンラボが中心となり、NFV(Network Functions Virtualization)技術に関連する活動を強化していくための拠点となります。

OPNFVとは?


OPNFVは、オープンソースのプロジェクトであり、NFVのソリューションとサービス進化を目的としています。このプロジェクトでは、参加企業が協力し、複数のオープンソースソフトウェアを用いて、インフラストラクチャやテスト環境を構築しています。その結果、各種のコンポーネント間の連携や性能の検証がスムーズに行える仕組みが整っています。

沖縄オープンラボの活動


沖縄オープンラボ自体は、クラウドコンピューティングやSDN(Software-Defined Networking)など、次世代ICT技術の普及を目的として2013年に設立されました。昨今のクラウド関連技術の進化は目覚ましく、これを活かした研究が求められています。新設されたコミュニティラボでは、沖縄オープンラボの過去の成果とリソースを共有し、共同研究や技術開発が進められることが期待されています。

国際的な連携


今回のOPNFVコミュニティラボは、国内外の技術者との積極的な交流も視野に入れています。特に、沖縄オープンラボが参加した6月のOPNFV Summit(ベルリン)では、「Automated Platform for Testing VNF Performance and Interoperability with Variable Flavors」と題してのセッション発表も行い、国際的なフィードバックを得ることができました。これにより、沖縄発の技術がグローバルな場で評価されることは、今後の研究開発においても大変重要です。

Pharosプロジェクトとの連携


新たに設立されたOPNFVコミュニティラボは、Pharosプロジェクトにも加盟し、アジア各国との技術的連携を強化していく予定です。Pharosプロジェクトは、OPNFVの仕様に従ったテストや環境の運用によって、安定したソフトウェアリリースを可能にするためのコミュニティラボを目指しています。これにより、沖縄からアジア全体への技術の普及が進むことが期待されます。

未来へ向けた展望


沖縄オープンラボは、OPNFVの活動を通じて、国内でのNFVの活性化に寄与することを目指しています。また、各企業と連携しながら、今後も持続的な研究開発と実証活動に取り組むことで、技術の発展を加速させていく意欲を見せています。沖縄から発信される技術が、国内外でのネットワーク新時代を切り開く鍵となることでしょう。

沖縄オープンラボの未来に、ぜひご注目ください!

会社情報

会社名
一般社団法人 沖縄オープンラボラトリ
住所
沖縄県浦添市勢理客4-19-3NTTコム那覇勢理客ビル5階
電話番号
098-989-1940

関連リンク

サードペディア百科事典: 沖縄県 沖縄市 沖縄 クラウド技術 OPNFV

Wiki3: 沖縄県 沖縄市 沖縄 クラウド技術 OPNFV

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。