サクソバンク証券がオンライン本人確認サービスを導入
2025年5月1日、サクソバンク証券株式会社が新たにオンライン自動本人確認サービス「D-Confia」を導入することを発表しました。このサービスは、口座開設申込から最短30分で完了可能というスピーディーさが特徴です。近年、デジタル化が進む中、金融機関でもオンラインサービスの需要が高まっており、サクソバンク証券はこの流れを受けた形で新サービスの提供を開始しました。
新サービスの背景と目的
サクソバンク証券は、オンラインのトレーディング市場におけるリーダー的存在として、テクノロジーの開発と活用に力を入れてきました。特に迅速な口座開設を求めるニーズが高まる中で、同社はダブルスタンダード社が提供する「D-Confia」を選択し、これを導入しました。これにより、これまで以上にスムーズに口座を開設することが可能になります。
提供される本人確認サービス
「D-Confia」には、公的個人認証サービスと顔認証サービスの2つの主要機能が搭載されています。公的個人認証サービスでは、マイナンバーカードに埋め込まれたICチップから電子証明書を読み取り、なりすましを防ぐ仕組みが整えられています。申込者は本人確認書類の撮影を行わなくても、スムーズに手続きを進めることができるため、時短効果が期待されます。
一方、顔認証サービスでは、自撮り画像と本人確認書類を撮影し、両者が一致しているかどうかを確認するシステムが搭載されています。この仕組みにより、本人確認の精度が向上し、セキュリティも強化されています。
オンライン本人確認サービスの詳細
この新しい本人確認サービスは、口座開設やアカウント登録を行う際に、オンライン上で完結するためのもので、AI OCR機能や自動マスキング機能を備えています。これにより、バックオフィス業務が効率化される一方で、申込者にとってもより便利なサービスを提供することが可能になっています。
また、公的個人認証にも対応したICチップ読取機能を採用していることが、他の金融機関との差別化要因となるでしょう。
サクソバンクグループについて
サクソバンク(Saxo Bank A/S)は1992年に設立され、デンマーク・コペンハーゲンを拠点に、世界170ヵ国に金融サービスを展開するオンライン銀行です。金融規制をしっかり遵守しながら、顧客の信頼性を高め、多岐にわたる投資商品を提供しています。サクソバンクグループの強固な財務基盤は、顧客資産の積み上げに裏打ちされています。
まとめ
サクソバンク証券の新たなオンライン本人確認サービス「D-Confia」により、口座開設プロセスは劇的に変化します。このようなサービスの導入は、金融業界のデジタル化が進む中で、より顧客志向の方向へと向かう重要なステップと言えるでしょう。今後もサクソバンク証券のサービスに注目が集まること間違いありません。