広報アニメでSDGs
2020-08-11 13:15:55
神奈川県が広報アニメでSDGsの理解を深める新プロジェクト
SDGsの理解促進を目指す新しいアプローチ
地元を大切にする取り組み
神奈川県は、一般社団法人SDGs×マンガのチカラと連携し、SDGsの認知度と理解を深めるための広報アニメ『かなかなかぞく』を制作しました。このプロジェクトは、SDGsをテーマにした8本の動画を、2022年8月から2023年3月まで毎月1本ずつ配信するものです。初回のエピソードでは、依存症について考える内容が描かれます。
依存症の実態を掘り下げるストーリー
今回の物語は、学校でのストレスからオンラインゲームにハマってしまう少年の姿を通じて、依存症の危険性を伝えるものです。主人公のけんちゃんはゲームに夢中になるあまり、日常生活が影響を受けるようになります。依存症は決して特定の人々だけの問題ではなく、誰にでも起こり得るものです。このようなテーマを通して、視聴者に現実を認識させることが目的です。
人気漫画家の参加
神奈川県出身の漫画家、かなつ久美が作画を担当しています。彼女は、動物愛護活動やSDGsの推進にも力を入れていることから、そのメッセージ性が一層強化されています。かなつ久美は、観る人々に強い印象を与えるため、アートの力でメッセージを視覚化しています。
着実な配信スケジュール
神奈川県の公式インターネット放送局『かなチャンTV』で展開される『かなかなかぞく』は、すでに47話が配信されています。新しく加わる動画がどのように展開されるか、視聴者の期待が高まります。特に依存症というテーマは、多くの家庭に共通する問題であり、幅広い世代へのアプローチが期待されています。
SDGsをテーマに繋がる取り組み
一般社団法人SDGs×マンガのチカラは、漫画を通じてSDGsの理解を深めるために活動しています。今後、講演やイベント活動も行っていくとのことです。さらに、2022年10月には、多数の著名漫画家による「SDGsマンガ化計画」が講談社から発刊予定で、こちらも大きな注目を集めています。
このプロジェクトは、SDGsの認知を向上させるだけでなく、楽しいエンターテイメントとしても視聴者を惹きつける方法を模索しています。アニメのストーリーを通じて、社会的な価値を創出し、リアルな問題を解決に向かわせるきっかけとなることでしょう。
まとめ
このSDGsに基づくアニメおよび漫画を活用した取り組みは、地域社会に対する教育的な価値を持つだけでなく、楽しみながら学べる素材としての魅力を持っています。今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人SDGs×マンガのチカラ
- 住所
- 東京都港区麻布十番2-13-5COCOSPACE麻布十番
- 電話番号
-
03-6712-6155