量子AIで変革
2021-06-28 19:58:20

量子AIを活用した新しいプロジェクト管理ツール「calqPM」登場

量子AIを活用したプロジェクト管理ツール「calqPM」登場



量子技術を駆使した新たなプロジェクト管理ツール「calqPM」が登場しました。開発を手掛けるのは東京都千代田区に本社を構える株式会社KandaQuantum。代表取締役の元木大介氏が率いるこの企業は、量子AIを活用したビジネスソリューションの提供に注力しています。2023年6月15日には、同ツールを社内で利用した実証実験がスタートしました。

calqPMとは?


「calqPM」は、開発プロジェクトにおけるタスクの担当者や工数、締め切りなどを入力することで、量子AIが最適なスケジュールを提案し、ガントチャートとして表示するツールです。特筆すべきは、量子コンピュータであるDWaveとの連携により、スケジューリングがわずか0.1秒のオーダーで行える点です。これにより、従来のスケジューリング方法に比べ、業務効率が大幅に向上することが期待されています。

さらに、将来的にはタスクを最適な人材に自動で割り当てる機能も「calqPM」に追加される予定で、プロジェクト管理のさらなる効率化を目指しています。

背景とニーズ


KandaQuantumは、量子AIを活用したプロトタイプの開発や概念実証を経て、業務効率化を図るAI技術の開発を進めてきました。これまでにも、社内会議やイベントの日程を自動調整するアプリ「calqbook」をリリースしており、量子技術の実用化に向けた取り組みを着実に行っています。

今回は、イベントの日程調整だけでなく、イベントの実施に必要な人材や期間の自動提案機能が求められ、プロジェクト管理のための新しいツール「calqPM」が誕生しました。この新ツールは、量子技術を駆使することで、管理業務の負担を軽減し、よりスムーズな進行を実現します。

KandaQuantumのミッション


株式会社KandaQuantumのミッションは、「全ての人がありのままの自分で誇りを持つことのできる世界を実現する」ことです。同社は、量子AIを活用したサービスの展開を通じて、多様なビジネスシーンに対応した業務効率化や働き方改革に貢献しています。

量子コンピュータとAIの融合による高速なスケジューリングや高精度なマッチングの実現により、新しいビジネス価値を創出し続けるKandaQuantum。今後も、この革新的な技術がどのようにビジネスシーンに貢献していくのか、引き続き注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社KandaQuantum
住所
東京都千代田区麹町六丁目6番地2番町麹町ビルディング
電話番号
070-1456-8660

トピックス(IT)

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