鰻専門店がEPARK活用
2022-11-15 08:20:01
120席の大箱店、3時間待ちも!ブランド鰻専門店がEPARKで実現した省力化戦略
120席の大箱店、3時間待ちも!ブランド鰻専門店がEPARKで実現した省力化戦略
愛知県西尾市は、抹茶の産地として有名ですが、もうひとつの特産品として、100年の伝統を持つ三河一色産鰻が知られています。その生産量は全国最大規模を誇り、ブランド鰻として国内外から注目を集めています。
そんな三河一色産鰻の代表格として、長年鰻の供給量を支えているのが、兼光グループです。自社で生産から加工、品質管理を一貫して行い、常に最高品質の鰻を「うなぎの兼光」直営店で提供しています。
今回は、直営店の現場を取り仕切る加藤朝也マネジャーにお話を伺いました。
観光バスが県外からも往来する繁盛店
「本格炭火手焼きうなぎの兼光本店」は、120席の大箱店舗ながら、三河一色産鰻の特徴である肉厚で外はカリッと中はふわっと丁寧に焼き上げられた新鮮な鰻を求めて、多くの人が訪れます。多い時には1日に3台の観光バスが往来するほどの人気店です。
稚魚の捕獲量が年々減少傾向にある中、コロナ禍の影響もあり、行列は絶えることがありません。週に1度は必ず足を運ぶという熱心なファンもいるほどです。
しかし、EPARKを導入するまでは、繁盛店ならではの悩みを抱えていました。
全国からお客様が訪れるため、狭い待合室で何時間も待たせてしまう状況や、その場を離れて待ってもらうことができない状況に加え、従業員の受付や呼び出しに対する負担も大きかったのです。
EPARKの活用で予約と当日受付をバランス良く運用し課題を解消
そんな時、加藤マネジャーが訪れた近くの外食チェーンで利用したEPARKシステムに衝撃を受け、すぐに会社に導入を薦めました。
愛知県内でも多くの店舗で導入され、既に安定稼働を確認できていたこともあり、他社との比較検討はほとんど行わなかったそうです。
今では、電話での事前予約を3割、EPARKでの当日受付を7割ほどにコントロールしています。当日、遠方から来られたお客様も、EPARKで発券すれば、周辺を観光しながらも、順番待ちの状況を離れた場所から確認しながら、負担なく待つことができるようになりました。
また、EPARKの自動電話呼出機能を活用することで、広い駐車場でお客様を呼び出す負担がなくなり、お客様も車内でストレスなく呼び出しを待つという選択肢も提供できるようになりました。
あくまでも接客を強化するためのDX
高齢層の来店も多い同店ですが、昨今の外食産業全体における流れもあり、無人レジなどのDX化にも徐々に取り組み始めています。
しかし、加藤マネジャーは、あくまでも同社が重要視する「お客様との触れ合い」を強化していくためのDXであるという目的や位置づけを明確にしています。
ただのIT化による省力化ではなく、どこに注力し、必要なリソース配分を実現させるためにどの領域をDX化するのかという戦略を伴った施策実行が重要です。
そういった点において、今回採用したEPARKシステム・ソリューションでは、顧客満足度を維持向上させながら、受付・呼び出しにかかる省力化を図りつつ、そこで創出されたリソースを店内の接客強化に充てるとした戦略的且つ理念を伴った取り組みでした。
【順番待ちシステムに関するお問い合わせ】
株式会社EPARKグルメ
ファストパス事業部
https://epark.mbtn.jp/landingpage/
【取材協力】
株式会社うなぎの兼光
愛知県西尾市一色町一色東下二割18-1
https://unaginokanemitsu.jp/
会社情報
- 会社名
-
株式会社EPARKグルメ
- 住所
- 東京都豊島区池袋二丁目9番4号 池袋MSビル8階
- 電話番号
-
03-6388-0037