「球体の家」が示す、新たな生活空間の可能性
2024年12月8日、アーティスト永岡大輔氏と発達心理学者北本遼太氏による刺激的なトークイベントが開催されます。テーマは「心と暮らしをよくするために──道具・素材から考えるアートと発達」。会場は東京都荒川区西日暮里のシェアキッチン628、オンライン配信も予定されています。
本イベントでは、アートと発達心理学という異分野の融合により、私たちの日常生活を多角的に考察します。特に注目されるのは、永岡氏による「球体の家」プロジェクトです。従来の四角い家ではなく、球体という全く異なる空間が、私たちの生活や思考にどのような影響を与えるのか、具体的な事例を交えながら探求します。
発達心理学が明らかにする、人間の成長と空間の関係性
北本氏は、発達心理学の専門家として、人間の成長過程における空間の重要性について解説します。空間デザインが、子どもの発達や大人における創造性にどう影響するか、科学的な視点から分析し、具体的な事例や研究結果を示しながら、参加者に理解を深めてもらいます。
日常の「当たり前」を見つめ直す、新たな視点を提案
イベントでは、参加者自らが「当たり前」だと思っていた日常生活の様々な側面を見つめ直す機会を提供します。家、道具、素材…これらの選択が私たちの生活にどのような影響を与えているのか、改めて考えることで、より豊かな暮らしへの糸口を見つけることができるでしょう。
参加者への期待
このイベントは、心豊かな暮らしに関心のある方、アートや発達心理学に興味のある方、そして日常の「当たり前」を新しい視点で見てみたい方にとって、大変有益な機会となります。
永岡氏の独創的なアート作品と北本氏の専門的な知識が融合することで生まれる、刺激的で実りある時間となるでしょう。ぜひご参加ください。
イベント詳細
イベント名: 心と暮らしをよくするために──道具・素材から考えるアートと発達
日時: 2024年12月8日(日)14時~(開場13時45分)
会場: シェアキッチン628(東京都荒川区西日暮里6丁目28-3)
オンライン配信: あり
チケット料金: 2,000円(会場・オンライン共通)
登壇者:
永岡大輔(アーティスト)
北本遼太(発達心理学者)
主催: 荒川出版会
問い合わせ: arakawa.press(at)gmail.com ※(at)は@に変換してください。
登壇者プロフィール
永岡大輔
1973年山形県生まれ。Wimbledon School of Art修士修了。記憶と身体の関係性をテーマに、実験的なドローイングや映像作品を制作。近年は「球体の家」プロジェクトに取り組むなど、多様な表現活動で注目を集めています。
北本遼太
1990年兵庫県生まれ。博士(心理学)。専門は発達心理学、学習心理学。荒川出版会副会長を務める。『パフォーマンス心理学入門』など著書多数。
このイベントを通じて、あなた自身の「暮らし」を豊かにするヒントを見つけ出しましょう。