現場帳票の電子化ソリューション「i-Reporter」を開発・販売する株式会社シムトップスは、タイ王国に駐在員事務所「CIMTOPS Corporation. Thailand Representative Office.」を設立しました。
シムトップスの「i-Reporter」は、日本国内で4,077社、198,343ユーザーに導入されており、製造業を中心に現場DXを推進しています。海外でも世界16カ国、343社、10,000ユーザーに利用され、その需要は高まっています。特にタイ王国では、日系製造業の拠点が多く、導入社数が飛躍的に増加しており、今後、デジタル技術とイノベーションを活用した産業発展を目指す「タイランド4.0」政策とも相まって、「i-Reporter」の需要はさらに拡大すると予想されます。
今回の駐在員事務所設立により、シムトップスはタイ市場において、現地の代理店やエンドユーザーとの連携を強化し、迅速かつ柔軟な対応を実現します。これにより、現場の生の声を直接反映したサービス提供が可能になり、タイ市場でのビジネス拡大と顧客満足度向上に貢献していく予定です。
駐在員事務所では、以下のような役割を担います。
i-Reporterの提案・導入における技術支援
現地代理店の支援及び新規開拓
* タイ市場調査
シムトップスの代表取締役社長 水野貴司氏は、「タイ市場の発展と現場の課題解決に貢献していきたい」と意気込みを語っています。
「i-Reporter」は、現場の紙帳票をそのままデジタル化できるため、誰でも簡単に利用可能です。ノーコードで電⼦帳票を作成・修正できるため、プログラミング知識がなくても安心して利用できます。また、紙帳票の入力ミスや漏れ、ダブルチェック、転記作業、システム入力の煩わしさなどを解消し、現場業務の効率化とペーパーレス化を実現します。
さらに、「i-Reporter」は、外付けデバイス、IoTやPLC、既存システムとのデータ連携により、ミスなく効率的な入力やトレーサビリティの高いエビデンス取得を可能にします。音声入力によるハンズフリー機能も備えており、作業と入力を同時に行うことができます。入力データをAIと連携することで、分析・解析結果をエビデンス化することも可能です。
シムトップスは、現場改善とペーパーレス化の実現を支えるパートナーとして、今後も企業の現場業務の変革をサポートし、持続可能な未来のために貢献していくと表明しています。