株式会社Laspyが進める防災備蓄プラットフォーム「あんしんストック」
最近、株式会社Laspyが防災備蓄共同保有プラットフォーム「
あんしんストック」の事業拡大に向けて、5,000万円のシードラウンド資金調達を完了しました。この資金調達により、同社は防災備蓄の利用をより街の中で実現し、人々の生活を支える仕組みを詳述しています。
資金調達の目的と強化ポイント
今回調達した資金をもとに、Laspyは以下の3つの主要な目的に取り組みます。
1.
人材獲得
防災備蓄の革新的なビジネスモデルを構築するために、営業やシステム開発にかかる人材を確保します。特に、BizDevやエンジニア、さらにパートナーシップを推進できる担当者を招聘する方針です。
2.
システム開発
防災備蓄の管理における最適化や効率化を目指し、独自の技術を用いたシステムの開発を進めます。このシステムは、2022年の春に取得見込みのビジネスモデル特許を基に構築され、災害時における備蓄物資の適切な配布を実現することを目指しています。
3.
戦略的パートナーシップの拡充
大手不動産デベロッパーや様々なメーカー、データ管理会社などとの連携を広げるため、実証実験を進めています。具体的には、東京都中央区や名古屋市内の新築マンションプロジェクトに備蓄プラットフォームを導入することが目指されています。
資金調達の詳細について
- - 調達金額: 5,000万円
- - 調達方法: 第三者割当増資
- - 出資者: KUSABI1号投資事業有限責任組合、Samurai Incubate Fund 6号投資事業有限責任組合
- - 資金用途: プロダクト開発や組織体制の強化
出資者からのフィードバック
出資している投資家からは、Laspyのビジョンと社会的価値に対する期待が寄せられています。KUSABIの渡邉氏は、同社のビジネスモデルが独自性がありながらも、1,000億円以上の市場ポテンシャルを有すると評価しています。また、Samurai Incubateの齋藤氏も、企業や自治体の共通課題へのソリューションを提供する存在であると高く評価しています。
Laspyのビジョンと社会的貢献
現在、株式会社Laspyは「あんしんストック」を通じて、防災備蓄の管理方法を革新しようとしています。過去の自然災害やコロナ禍の中で、物資の購入制限や避難所の混雑に直面した経験を踏まえ、多くの人々が安心して暮らせる社会の構築を目指しています。これにより、食糧不足や社会不安の軽減に貢献すると共に、高齢者や妊婦、病気を抱える人々にも配慮した社会インフラを整えたいという強い願いがあります。
未来へ向けた展望
Laspyは多くの不動産開発パートナーと連携し、限られたスペースの有効活用を図りながら、早急に「あんしんストック」の普及を進めていく方針です。これによって、私たちの暮らしに根ざした防災対策を強化し、災害に強い暮らしを実現する手助けを行います。
会社概要
- - 社名: 株式会社Laspy
- - 設立: 2021年2月5日
- - 所在地: 東京都中央区日本橋富沢町9-4
- - 代表者: 藪原拓人
- - 事業内容: 防災備蓄共同保有プラットフォーム「あんしんストック」の開発・運営
- - URL: Laspy公式サイト
防災は私たちの未来に対する責任です。Laspyはこの情報社会において、革新的な発想で防災の形を変えていく挑戦を続けます。