三菱オートリースと十六リース、カーボンオフセットを実現する新しいサービスを発表
新しい取り組み "カーボンオフセット付オートリース"
三菱オートリース株式会社と十六リース株式会社は、エンジン車による走行時に発生するCO₂排出量を実質ゼロにすることができる「カーボンオフセット付オートリース」という新しいサービスを開始しました。これは、企業の脱炭素経営をサポートするための一環で、特に事業運営において車両が必要不可欠なあらゆる業界に向けられています。
背景と目的
近年、企業の脱炭素経営への取り組みが重要な課題とされています。その中で、エンジン車と電動車の切り替えには時間がかかるケースがあるため、既存の車両を使い続けつつ、CO₂排出削減を実現したいというニーズが高まっています。この声に応え、両社は協力し、この新たなサービスを開発しました。
このサービスでは、エンジン車が走る際に発生するCO₂を手軽にオフセットし、カーボンニュートラルを実現することを目指しています。具体的には、契約時に設定した走行距離に基づいてリース期間中のCO₂排出量を予測し、その分のクレジットをリース会社が事前に購入してオフセットします。こうすることで、車両による実質的なCO₂排出量をゼロにすることが可能になります。
特長
この「カーボンオフセット付オートリース」には、いくつかの特長があります。
1. 多様な車両への対応
軽自動車から大きなトラックまで、さまざまな車両に対応できるため、業種に応じたカスタマイズが可能です。これにより、顧客の要望に合わせた脱炭素経営を支援します。
2. 経理業務の簡素化
オフセット費用はリース料に組み込まれるため、別途予算申請や支払い処理が不要になります。これにより、経理業務の負担が軽減され、毎月安定した金額でCO₂をオフセットできます。
3. 信頼のJ-クレジット利用
J-クレジット制度に基づく認証済みのクレジットを用いることで、オフセットの透明性と信頼性を確保します。手続きが完了後には、無効化通知書が発行されます。
企業の概要
三菱オートリース株式会社
東京都港区に本社を置く三菱オートリースは、自動車を中心に幅広いモビリティサービスを展開し、脱炭素化の取り組みをサポートしています。
十六リース株式会社
岐阜県岐阜市に本社を構える十六リースは、脱炭素を重視し、顧客とともに課題解決を目指したサービスの提供に力を入れています。
この新たな取り組みは、企業の社会的責任を果たすための大きな一歩となることでしょう。企業活動における持続可能性を高め、環境負荷を削減するための解決策として、多くの業界に受け入れられることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
三菱オートリース株式会社
- 住所
- 東京都港区芝五丁目33番11号田町タワー
- 電話番号
-
03-5476-0111