クェスタ、NiXグループ参入
2023-07-20 13:00:02
建設業界DX推進のクェスタ株式会社、NiXグループに参入!インフラテック事業拡大へ
建設業界DX推進のクェスタ株式会社、NiXグループに参入!インフラテック事業拡大へ
老朽化や人材不足、災害の激甚化といった課題に直面する日本のインフラ業界。その解決策として、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進が注目されています。この度、社会インフラ整備を手がけるNiXグループは、建設現場のDX化に特化したクェスタ株式会社を傘下に迎えました。これにより、NiXグループはインフラテック事業を拡大し、更なる発展を目指します。
クェスタ株式会社:建設現場のDX化を牽引
クェスタ株式会社は、2012年設立の企業で、IoT技術を活用したシステムやサービス開発を通じて、建設現場のDX化を推進しています。主力製品である「ご安全にモニター」は、全国1800件以上の導入実績を誇り、現場での安全管理や省人化に貢献しています。「JITAN SWITCH」は、スマートフォンで現場の消灯作業を遠隔操作できる画期的なシステムで、省エネルギー化にも繋がります。これらの製品は、2024年からの改正労働基準法の時間外労働上限規制を踏まえ、建設業界における働き方改革にも貢献しています。高い技術力と成長性から、過去4年間で平均37.2%もの売上高成長を遂げています。
NiXグループ:インフラDXのリーディングカンパニー
NiXグループは、道路維持管理クラウドサービス「みちクラ」やAI水位予測システム「水(み)まもり」など、自治体向けのDX商材を数多く開発。2022年にはマーケティング力とIT開発力を強みとするペブルコーポレーション株式会社をグループに迎え、DXサービスの集約、マーケティング・開発・販売を戦略的に行い、ITを活用したインフラ技術サービスの向上に努めてきました。
相乗効果で更なる事業拡大へ
今回のクェスタ株式会社のグループ参入によって、NiXグループは建設業界という新たな市場に参入。クェスタ株式会社の製品群は、NiXグループの既存サービスと相乗効果を生み出し、インフラテック事業のさらなる拡大に貢献すると期待されています。NiXグループは、基幹会社であるNiX JAPANを中心に、各グループ会社が一体となり、受注・生産体制、人的リソース、研究開発、成長投資を共有するグループ経営を基盤に事業拡大を進めています。
クェスタ株式会社の概要
事業内容: IoT技術を活用したシステム・サービス開発による建設現場のDX化
設立: 2012年1月11日
所在地: 埼玉県川口市南鳩ヶ谷6-13-5
代表者: 代表取締役 大石 守
売上高: 4.2億円(2022年12月)
NiX JAPAN株式会社の概要
事業内容: 社会インフラ整備の計画設計、インフラ技術サービス事業、DXサービス事業、エネルギー事業など
設立: 1979年4月25日
所在地: 本社)富山県富山市奥田新町1番23号、東京本社)東京都千代田区東神田二丁目5-12
* 代表者: 代表取締役社長 市森 友明
まとめ
クェスタ株式会社のNiXグループ参入は、インフラ業界のDX化を加速させる大きな一歩となるでしょう。両社の連携により、建設現場の生産性向上、働き方改革、そして持続可能な社会の実現に貢献することが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
NiX JAPAN株式会社
- 住所
- 富山市奥田新町1-23
- 電話番号
-
076-464-6520