バンカーズ、同志社大学大学院ビジネス研究科と学術研究で連携
株式会社バンカーズは、貸付型クラウドファンディングプラットフォームを運営し、日本の金融市場における重要なプレイヤーとなっています。この度、同志社大学大学院ビジネス研究科の野瀬教授を中心とした研究チームとの連携が実現し、当社のプラットフォームの公開データを利用した学術研究が行われました。
この研究は、日本の貸付型クラウドファンディング市場において、投資家がファンドへの投資を決定するプロセスを深く掘り下げたものであり、その成果が国際的な学術誌「FinTech」に掲載されました。
研究の概要
研究論文のタイトルは「Financial Literacy in Japan's Lending-Based Crowdfunding: The Role of Peripheral and Diagnostic Signals」で、日本の投資家がどのように金融リテラシーを活用してファンドの成功要因を判断しているかに焦点が当てられています。この研究では、バンカーズのプラットフォームから493件のファンド募集データ(2020年12月から2024年9月まで)を使用し、2つの重要な仮説を検証しました。
1. 投資家は「ペリフェラルシグナル」に影響される。
2. 「投資期間」や「上場企業」といった「ダイアグノスティックシグナル」は投資家により正確に評価されない。
結果的に、両方の仮説は棄却され、ペリフェラルシグナルはファンド成功の要因には影響しないとの結論に至りました。一方で、ダイアグノスティックシグナルはファンド募集の成功に密接に関連しており、投資家はこれを適切に評価する傾向があることも明らかになりました。
バンカーズの見解
バンカーズの代表取締役 廣津朋憲は、金融市場における透明性と合理的な経済判断が重要であるとの考えを持ち、今回の研究協力がこれらの価値を促進するものであると評価しています。投資家が金融リテラシーに基づいて合理的な判断を行なっていることを示すこの研究の意義は非常に大きいとされています。
今後もバンカーズは、業界の発展と透明性の向上に貢献し続ける所存です。また、学術研究への協力を通じて、理解の深化を図っていく方針です。
バンカーズのサービス
バンカーズは、投資家と借り手企業をつなぐ重要な役割を果たしています。累計出資金額は1,300億円を超え、新NISAの導入に伴い、ますます注目を集めています。投資家に対しては、安心して利用できる「手堅く増やせる利回り投資」商品を提供し、未来を切り拓く可能性ある投資機会を提供しています。在庫ファンドは、多様な選択肢が揃っており、利用者は自分の資産運用のスタイルに合わせた投資が可能です。
バンカーズは今後も、個人の豊かさと社会全体の持続可能な発展を目指し、新たな挑戦を続けていきます。
株式会社バンカーズの基本情報
- - 設立年月:1974年8月
- - 所在地:東京都中央区日本橋茅場町一丁目8番1号
- - 代表者:廣津朋憲
- - 資本金:1億円
- - 事業内容:貸付型クラウドファンディングプラットフォーム『Bankers』の運営
- - URL:https://www.bankers.co.jp/
バンカーズは今後とも業界の未来を切り拓くために、信頼されるプラットフォーム運営に努めて参ります。