エン・ジャパンが「GX求人特集」を開始
エン・ジャパン株式会社は、2025年2月24日より、GX(グリーントランスフォーメーション)に特化した求人特集をスタートしました。このプロジェクトは、気候変動や環境問題への対応を進める企業とのマッチングを図り、脱炭素社会の実現に向けた人材確保を支援することを目的としています。
GXとその背景
地球温暖化や環境汚染は、現在の社会が直面している深刻な問題です。これらの課題解決に向けて、日本だけでなく世界各国で注目されているテーマが「GX」です。GXは、二酸化炭素などの温室効果ガスを抑制し、経済の改革を図る取り組みです。特に、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする「2050年カーボンニュートラル宣言」は、日本における脱炭素化に向けた重要な指針となっています。
GXリーグの役割
2022年に設立された「GXリーグ」では、経済産業省を中心に、航空や鉄道などの運輸業界、半導体や不動産など多様な業種の企業が協力して、GXのあらゆる側面でリーダーシップを取っています。このリーグには、2024年度までに747社が参加予定であり、企業間の連携を深め、脱炭素社会の実現に寄与しています。
新たなGX求人特集の目的
しかし、現在のGXの取り組みはまだ十分とは言えません。経済の変革を実現し、クリーンエネルギーへの移行を進めていくためには、多くの人材が必要です。このため、エン・ジャパンはGX求人特集を通じて、求職者と企業のマッチングを促進することに決めました。特集には、経済産業省を含む6つの企業・団体が参画し、さまざまなポジションが募集されます。
募集される職種
- - 経済産業省:総合職(課長級/課長補佐級)
- - 三菱重工業株式会社:総合職(GTCC事業部事務系、技術系)
- - 本田技研工業株式会社:エネルギーストレージシステム研究開発(リチウムイオンバッテリー領域)
- - 株式会社JERA:事業開発(LNG、二酸化炭素回収・貯留、多様なプロジェクト推進)
- - 株式会社豊田自動織機:設計開発(燃料電池自動車向け技術など)
- - アスエネ株式会社:脱炭素SaaSセールス
これらの募集ポジションは、クリーンエネルギーや環境技術関連のさまざまな分野での働きかけを行う機会を提供します。エン・ジャパンでは、求職者が自らのキャリアをGXに関与させることができるよう、支援を行います。
応募の方法
応募は、特設サイト『AMBI』や『ミドルの転職』を通じて行えます。詳細情報は以下の特設ページを参照してください。
特設ページはこちら
このGX求人特集は、脱炭素社会に向けた取り組みを進める一歩となることでしょう。今後の地球環境を守るために、志を持った方々からの応募をお待ちしています。