マネーフォワード『クラウド』が新リース会計基準に対応、企業の業務効率化をサポート

マネーフォワード『クラウド』が新リース会計基準に対応

株式会社マネーフォワードは、SaaS型サービスプラットフォーム『マネーフォワードクラウド』の新機能として、新リース会計基準への対応を発表しました。この新しい会計基準は、2027年4月1日以降に開始される事業年度から上場企業や大企業に強制的に適用されるもので、企業の財務報告において重要な変更が生じます。

新リース会計基準の導入により、企業はファイナンスリースだけでなく、これまで資産や負債として計上が必要なかったオペレーティングリースも報告の対象となるため、実質的にほとんどの企業に影響を与えることが予想されます。具体的には、オフィス賃貸や物流倉庫、さらにはクラウドサーバーのレンタル契約も新基準の適用を受けることになります。

この基準の施行に向けて、マネーフォワードでは、ユーザー企業がリース契約を正確に洗い出し、使用権資産やリース債務の計算を適切に行えるよう、リース判定機能や契約管理台帳などの開発を進めています。また、経営管理や情報開示のフローをスムーズに行えるよう、ノウハウと技術を活かして様々なサポートを提供します。

新リース会計基準に対応する意義

新リース会計基準は、企業の財務情報をより透明にし、海外企業との比較を容易にすることを目指しています。これにより、企業は投資家からより良い評価を受けやすくなり、企業価値の向上にもつながるでしょう。その一方で、適応に際しては法務や経理などの関係部署との連携が求められるため、早期対応が必要です。

マネーフォワードでは、グループ全体で従業員2,500名以上の規模で新基準の早期適用プロジェクトを立ち上げ、リアルな実務ノウハウを社員間で共有し、セミナーを通じてクライアントへもその情報を提供していきます。

セミナーの開催

また、新リース会計基準に関するセミナーを開催します。CPAラーニング講師の白井敬祐氏をゲストに迎え、当社の執行役員CAOである松岡俊と共に新基準の実務的な課題とその対策を議論します。このセミナーでは、マネーフォワードが実際に直面した課題やその解決策について詳しくお話しする予定です。

セミナー詳細

- 日時: 2025年3月17日（月）・3月18日（火） 13:00～14:00
- 内容:

- 新リース会計基準の概要
- マネーフォワードの先行事例紹介
- 実務的な苦労や課題
- リースの識別ポイント
- 役員・グループ会社とのコミュニケーション

- 申し込みURL: セミナー申し込み

本セミナーでは新基準の詳細な解説は控えますが、概要を踏まえた実務的なアプローチについて、有益な情報を提供できることを目指しています。

まとめ

『マネーフォワードクラウド』は、企業が新リース会計基準に対応するための強力なツールとして、業務効率を大幅に向上させるポテンシャルを秘めています。これを利用することで、企業はビジネスを「前へ」と進めることができるでしょう。マネーフォワードは今後も、ユーザーのニーズに応え続け、さらなるサービスの向上を目指してまいります。