新ひだかソーラーパーク
2016-08-24 16:39:20
持続可能なエネルギーを支える『新ひだかソーラーパーク』が完成間近
新ひだかソーラーパークの概要
新ひだか町に位置する『新ひだかソーラーパーク』は、合同会社SSひだかの森によって開発が進められているメガソーラー発電所です。この施設は、最大出力17MWを誇る太陽光発電所で、太陽電池パネルの設置容量は21MWに達します。また、9MWhのリチウム蓄電池を備え、発電した電力の変動を抑えるための革新的な制御システムを導入しました。これにより、年間に約2,260万kWhの電力を生産することができ、一般家庭約6,500世帯の年間消費電力量に相当します。
環境への貢献
新ひだかソーラーパークの稼働により、年間で5,132kℓの石油を削減し、さらに12,500トンのCO2排出を抑制することが見込まれています。このような取り組みは、地球温暖化防止や持続可能な社会の実現に寄与するものであり、私たちにとっても重要な意味を持っています。
技術的な特長
太陽光発電は、天候の変化によってその発電量が大きく左右される特性があります。これに対処するため、当発電所では日本最大規模のリチウム蓄電池を活用しており、電力の安定供給を図っています。さらに、旧ゴルフ場の自然な地形を生かした三次元架台「スマートアレイ2X」を開発し、環境への配慮も忘れません。
スマートシティの実現へ
未来の社会では、分散型・蓄電式太陽光発電システムを中核に据えたスマートシティの実現が期待されています。スマートソーラー株式会社は既に全国で14ヶ所、計27MWのメガソーラー発電所を開発・建設しており、今後も北海道内を中心に新ひだかソーラーパークや紋別などで、合計150MWの発電所の開発を進めていく計画です。
組織の背景
このプロジェクトを推進するスマートソーラー株式会社は、東京都中央区に本社を構え、千葉県木更津市に技術研究所を持つ企業です。彼らはメガソーラー発電所の開発や保守管理、さらには学校や公共施設向けの蓄電付き太陽光発電システムの開発にも取り組んでいます。
まとめ
新ひだかソーラーパークは、再生可能エネルギーの重要性を体現するプロジェクトです。今後、この発電所が地域や環境に与える影響は大きく、持続可能な社会を築くための重要な役割を果たすことでしょう。新しいエネルギーの形を示すこの発電所の完成を、ぜひ注目していきたいと思います。
会社情報
- 会社名
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スマートソーラー株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋兜町13番地1号偕成ビル別館8階
- 電話番号
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03-5623-2345