時雨堂、MQTTゲートウェイ「Fuji」
2015-04-22 10:20:01
IoT時代の課題解決に貢献!時雨堂がMQTTゲートウェイ「Fuji」リリース
IoT時代のデータ連携をスムーズに!時雨堂、MQTTゲートウェイ「Fuji」リリース
近年、IoT(Internet of Things)やM2M(Machine to Machine)の急速な発展に伴い、膨大な量のセンサーデータの効率的な処理が重要な課題となっています。その中で、軽量かつ柔軟な通信プロトコルとして注目を集めているのがMQTT(Message Queuing Telemetry Transport)です。
株式会社時雨堂は、MQTT分野における豊富な経験とノウハウを活かし、新たなMQTTゲートウェイ製品「Fuji」を発表しました。「Fuji」は、IoTデバイスから収集したデータをMQTTブローカーへスムーズに転送することを目的とした製品です。
「Fuji」の3つの大きな特長
「Fuji」は、導入の容易性と柔軟な運用性を両立させた設計が特徴です。その特長を3点にまとめると以下のようになります。
1. シンプルな設定で即活用: シリアルポート接続されたセンサーからのデータは、設定ファイルに記述するだけでMQTTブローカーに送信できます。複雑な設定は不要で、すぐに利用を開始できます。
2. データの無加工転送: センサーデータは一切加工することなく、そのままMQTTブローカーへ送信されます。このシンプルな設計により、サービスごとにゲートウェイを用意する必要がなく、導入コストや運用コストの削減に繋がります。また、多数のセンサーの追加や変更にも柔軟に対応可能です。
3. きめ細やかなMQTTブローカー接続設定: 複数のMQTTブローカーの設定や、ブローカーからのメッセージをセンサーへ送信する機能など、MQTTブローカーとの接続設定はきめ細かくカスタマイズできます。これにより、様々な環境やニーズに対応することが可能です。
商用利用をサポートする充実のサービス
時雨堂は、「Fuji」を商用サービスで利用する企業に向けて、製品サポートや製品カスタマイズなどの有償メニューを提供しています。技術的な問い合わせへの対応、アップデート情報の提供、バグへの迅速な対応など、安心して利用できる体制を整えています。また、個々のサービスに合わせた「Fuji」のカスタマイズにも対応可能です。詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
時雨堂の取り組み
時雨堂は、2014年からMQTTサービス「sango」とMQTTブローカー「Akane」を提供しており、長年に渡るMQTT分野での経験と実績を有しています。これらの経験を活かし、多くの企業が抱えるMQTT導入における課題解決に貢献していきます。
まとめ
「Fuji」は、IoTデバイスからのデータ収集とMQTTブローカーへの転送を容易にする、画期的なMQTTゲートウェイです。そのシンプルな設定、データの無加工転送、柔軟な接続設定は、IoTシステム構築における大きなメリットとなります。時雨堂は、「Fuji」を通じて、企業のIoTシステム構築を強力に支援していきます。 今後、IoT市場の更なる発展とともに、「Fuji」の活躍にも期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社時雨堂
- 住所
- 東京都台東区台東2-10-2竹田ビル4階
- 電話番号
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03-6240-1490